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北海道農政事務所

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厚沢部町の新規就農者と意見交換を行いました。

  函館地域拠点は、異業種(医薬品の研究等)から厚沢部町の地域おこし協力隊員を経て就農し、立茎アスパラガス※等を生産する山本和範(やまもと かずのり)氏を訪問し、意見交換を行いました。
  山本氏は、平成30年に厚沢部町の地域おこし協力隊員として活動を開始。農業担い手育成対策協議会(厚沢部町、JA新はこだて厚沢部営農センター、檜山農業改良普及センター)の協力のもと、町内の複数農家で研修を受けました。
  その後、令和3年1月に就農し、現在は立茎アスパラガス(ハウス5棟、16a)、玉ねぎやキャベツ等の露地野菜(74a)を栽培しています。
  厚沢部町との関わりも、農業の知識もない状態から、今では地域に溶け込み、周囲の協力を得ながら農業に取り組む山本氏。
  意見交換では、厚沢部町への移住の決め手について「地域おこし協力隊の応募に際し、対応してくれた厚沢部町の担当者がとても親切だった」ことを挙げ、地域と良好な関係を築くコツについて「最初が肝心。地域の行事等に積極的に参加するなど、自分から飛び込んでいく姿勢が大事」と述べられました。

※春の収穫を従来の露地栽培と同様に行い、春芽収穫終了後、貯蔵根の養分を使い果たす前に1株当たり4~5本程度の茎を育て(立茎)、養分蓄積を行いながら次々と萌芽してくる茎(夏芽)を収穫する栽培方法。
(出典:日高農業改良普及センター園芸担当者会議「アスパラガス立茎栽培マニュアル」、平成24年3月、p.1) 

  


撮影データ

◯撮影年月日:令和6年12月17日  (火曜日)
◯撮影場所:厚沢部町



山本氏

山本氏

意見交換の様子

意見交換の様子

黄色に色づくアスパラガス

黄色に色づくアスパラガス

茎に実るアスパラガスの実

茎に実るアスパラガスの実

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