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北海道農政事務所

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異業種から就農した七飯町の生産者と意見交換を行いました。

   函館地域拠点は、夫妻で異業種(医療関係、事務系)から就農し、七飯町で野菜生産と直売所経営を行っている「にじいろファーム」を訪問し、妻の西山未和氏と意見交換を行いました。
西山夫妻は、夫の健児氏が家庭菜園で栽培した野菜を子ども達が美味しく食べる姿に喜びを感じ、就農を決意。就農に当たっては、七飯町農業委員会を訪問し、当時離農を検討していた生産者を紹介され、3年間の研修後、令和2年4月に独立しました。また1年後、研修先の生産者が経営していた直売所を引き継ぐ形で、直売所をオープンしました。
就農当初は、露地40a、ビニールハウス2棟で営農を開始し、トマト、白かぶ、長ねぎ、さやえんどう、馬鈴しょ等を生産。現在は、露地350a(だいこん50a、長ねぎ50a等)、ビニールハウス13棟で合わせて40品目の野菜を生産しています。生産した農作物は、直売所のほか、JA、道の駅等に出荷しています。
さらに、若い世代に少しでも農業に関心を持ってもらいたいという思いがあり、令和2年度から修学旅行生を対象に農業体験を実施し、令和4年度から地元中学生を対象に職業体験を実施しています。今後は、お客様とコミュニケーションが取れる飲食スペースの設置のほか、農泊などにも取り組みたいと考えています。
また、これから就農を検討している者に対して、「(ア)研修期間中にどのようなほ場が空いているかなどの情報収集をしておくことが大事。(イ)就農時はいろいろと資金が必要になるが、必ずしも新品の農機具を購入する必要はない。地域で使用していない中古を探して活用する方法もある。」とアドバイスされました。

撮影データ

◯撮影年月日(曜日):令和6年12月23日(月曜日)
◯撮影場所(会場名):にじいろファーム(七飯町)

意見交換
西山未和氏(右)との意見交換

西山夫妻
西山健児氏(左)、未和氏(右)

直売店
直売所の店内

収穫作業
「馬鈴しょ」の収穫作業

直売所「にじいろファーム」
 令和3年4月直売所を開業。現在の出荷会員は57名(農業者は約40名、ほか加工業者等)。毎年、4月中旬頃オープンし、11月末まで営業。営業期間中は無休、営業時間は08時30分~15時00分。
令和6年、「わが村は美しく-北海道」運動第11回コンクール(北海道開発局主催)で大賞を受賞。














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