北斗市立萩野小学校で「ジュニア農林水産白書」を用いて出前授業を行いました。
函館地域拠点は、北斗市立萩野小学校の5年生(9名)を対象に、「「ジュニア農林水産白書」から学ぶ!水産業の「はてな?」と食品ロス」と題して出前授業を行いました。
授業は、「ジュニア農林水産白書2024年版」の中から特に児童の関心が高かった水産業について、事前に募集した児童からの質問に当所職員が回答する形式で実施しました。
また、食品ロスは、食べ物がもったいないだけではなく環境に負荷を与える面もあることや、消費者として食品ロス削減のために出来ることについて説明しました。
児童からは、「漁業者がいなくなった場合、魚の資源は増え続けるのか」、「魚を最も多く獲れる漁法は何か」といった質問や、「好き嫌いを減らして食べ物を捨てる量を減らしたい」といった発言がありました。
農林水産省は、令和3年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」で、食料・農林水産業の生産性向上と持続性の両立に向けた2050年までの長期的な目標を掲げています。将来を担う児童にとって本日の授業が、「持続可能な農林水産業にするためには、自分たちに何ができるか?」などを考えるきっかけになることを期待しています。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年2月18日 (火曜日)
◯撮影場所:北斗市立萩野小学校(北斗市)

真剣に授業を受ける児童たちの様子

ホタテの養殖について図説する函館地域拠点職員

積極的に授業に参加する児童たちの様子
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