矢作農場でホタテ貝殻粒状石灰の試験散布が行われました
産業廃棄物であるホタテ貝殻の有効活用を目的として開発された、ホタテ貝殻粒状石灰という土壌改良資材の効果を学術的に明らかにするための実証試験が進められています。
この取組は、ホタテ貝殻粒状石灰の開発に参画した北見工業大学などの地域の関係者の協力を得ながら、津別町の矢作農場がプロジェクトを立ち上げ、実施しているものです。
10月28日には、矢作農場の畑で試験散布が行われました。試験散布では、ホタテ貝殻粒状石灰が既存の土壌改良剤とほぼ同等の効果が得られることを実証することを目的として、ホタテ貝殻粒状石灰を散布する区画と、既存の土壌改良資材を散布する区画を設定し、効果を比較できるようにしました。
この畑では、令和7年に玉ねぎを栽培して生育状況を検証する予定です。
参考:ホタテ貝殻と廃糖蜜を利用した土壌改良材(北海道農政事務所HP)
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年10月28日(月曜日)
◯撮影場所:津別町
実証に用いる畑
ホタテ貝殻粒状石灰
散布作業の様子
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