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北海道農政事務所

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JAきたみらいを訪問し環境負荷低減の取組について伺いました

  日本一の生産量を誇る玉ねぎの主産地にあるJAきたみらい(北見市、訓子府町、置戸町)を訪問し、当省が現在進めている環境負荷低減の取組について意見交換を行いました。
  JAきたみらいでは、環境に配慮した独自の栽培基準により化学肥料・農薬の使用を抑えた「ECOみらいたまねぎ」、農林水産省が定める基準に基づく「特別栽培たまねぎ」など、消費者に安心して農産物を手に取ってもらえるよう、こだわりのある栽培を15年以上前から取り組んでいます。また、「カーボンオフセット(※1)」を実施し、「環境負荷低減商品」として新たな価値の付加に取り組むとともに、「バイオ炭(※2)」を土壌改良材として玉ねぎ畑に投入し、炭素の土壌貯留という形で二酸化炭素の排出削減に取り組んでいます。今後も、農業と自然との共存を目指し環境にやさしい農業を実現していきたいとのお話をされていました。
  意見交換の後には、慣行栽培の玉ねぎを選果する集出荷施設を見学しました。集出荷施設では、玉ねぎの選別、規格分けや箱詰めを行っており、この施設では1日に約400tの玉ねぎを選果することができます。施設内部には、見学者向けに、玉ねぎが飛び出して見えるトリックアートが描かれており好評を得ています。

1:カーボンオフセット…自主的な削減が困難な温室効果ガス排出量について、クレジットの購入等により埋め合わせる取組。
2:バイオ炭…燃焼しない酸素濃度でバイオマス(木材やもみがらなど)を加熱して作られる炭。土壌に炭素を貯留する効果がある。


撮影データ

◯撮影年月日:令和6年6月13日(木曜日)
◯撮影場所:北海道北見市(JAきたみらい玉ねぎ集出荷施設)


JA職員から説明を受けている様子
JA職員から説明を
受けている様子

施設見学の様子
施設見学の様子

施設内にある見学者に好評のトリックアート
施設内にある見学者に
好評のトリックアート

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