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北海道農政事務所

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温泉熱などを利用して、さつまいもの苗の育苗が行われています。

   木野農業協同組合は、令和5年からさつまいもの試験栽培を行っています。
   同農協には、生産者に野菜の苗を供給することを目的に、温泉熱を利用した育苗施設(特産物センター内)があり、その中で、さつまいもの苗の育苗方法を試行錯誤しながら検証しています。
   今年は、1月中旬にさつまいもの苗の芽出し・増殖を開始しました。冬期間のハウス内では、加温の熱源として、温泉熱の利用に加え、帯広市内の企業とリース契約した小型バイオマスバーナーの温風を併用することで、室温を33℃から35℃に保ち、べにはるかを主体に、ゆきこまち、シルクスイートの3品種のさつまいもの苗を育てています。
   同農協では、さつまいもの産地化を目指す中、今年は、試験栽培を行う予定農家が9戸に増え、苗は5月中旬から6月中旬に圃場への移植が予定されています。


撮影データ

◯撮影年月日:令和6年3月15日(金曜日)
◯撮影場所:音更町(木野農業協同組合特産物センター)


さつまいもの苗

青々と茂るさつまいもの苗

さつまいも苗の育苗施設

加温設備を利用し、室温を33℃~35℃に設定

さつまいも苗の育苗施設

ホース(青):温泉を通して加温。チューブ(黒):株元に水を与えるほか、生育を見ながら肥料を与える

さつまいも苗の育苗施設(外観)

さつまいもの育苗ハウスに設置された小型バイオマスバーナー(バーナー原料は、くず小麦や小麦穀)

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