独立行政法人家畜改良センター十勝牧場「馬追い運動」について取材を行いました。
令和7年1月28日、帯広地域拠点は、「独立行政法人家畜改良センター十勝牧場」(以下「十勝牧場」という。)を訪問し、冬季の恒例行事である「馬追い運動」について取材しました。
十勝牧場は我が国で唯一、重種馬の育種改良を手掛ける牧場であり、重種馬の改良・増殖を行い、全国の生産農家へ雌馬の配布、種付け用雄馬の貸付、精液販売を行っています。
夏の間、放牧地で過ごしていた馬たちは冬の間は厩舎や付属のパドック(小運動場)で飼育されるため、運動不足になりがちです。
健康な馬体の維持や、育成馬には強健な体づくりのため、また妊娠馬は難産防止のため出産前の分娩時期に合わせた適度な運動が必要であり、十勝牧場では分娩が終了するまでの間、牧場内の運動場で馬たちを走らせる「馬追い運動」が行われています。
早朝、運動場に現れた馬たちは、乗馬した職員に追われながら1周800メートルの運動場を3周程度、15~20分の運動をするのが冬の日課であり、妊娠馬は体調を整え春先の出産に備えます。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年1月28日(火曜日)◯撮影場所:音更町(独立行政法人家畜改良センター十勝牧場 馬追い運動)

運動場へ入る馬たち

馬を追う職員
運動場を走る馬たち

吐息の白い馬たち

厩舎へ戻る馬たち

パドック内の馬たち
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