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北海道農政事務所

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十勝の酪農・生乳に付加価値をつけて世界へ! TOYO Cheese Factoryで視察・意見交換を行いました。

   帯広地域拠点は、日本政策金融公庫帯広支店(以下「公庫」という。)との情報交換や視察を継続して行っており、その一環として、令和7年7月15日に、特徴的な取組が注目されている東陽製袋株式会社のチーズ工房部門であるTOYO Cheese Factoryを公庫とともに訪問し、商品の製造・開発や販売方法、輸出状況等について意見交換を行いました。
   まず初めに、長原覚代表取締役から、そもそも農産物・飼料向けの大型クラフト紙袋の製造・販売等の会社が乳製品製造部門を立ち上げた経緯、十勝の酪農業に貢献したい強い想い、差別化したチーズ製造のため自社でミルクローリーを所有し十勝管内4町村4牧場から個別に集乳を行い、それぞれの牧場の個性を活かした季節感のあるチーズを製造していることなどのお話があり、将来的には酪農の一大生産地である十勝19市町村のチーズを製造し十勝が誇る食文化を含めて海外に発信したいと述べられました。
   また、本年3月に在シンガポール日本大使公邸で開催された日本産チーズ、ワインのプロモーションイベント(輸出支援プラットフォーム主催(※))に参加したところシェフ等からの興味・関心が高かったことから、現在輸出を行っているシンガポールをはじめ、今後はBtoBのレストラン向けの輸出を軌道に乗せていきたいと話がありました。
    その後、公庫の野頭支店長からスタート時の会員限定販売に係る集客について質問があり、長原覚代表取締役からは、会員を募集した際のインパクトのある広告とその後のお得感のある販売方法、会員の応援したいという気持ち等が口コミで広まったのではないかと説明がありました。
  
 輸出支援プラットフォームは、「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」に基づき、マーケットイン・マーケットメイクの輸出を進めるため、輸出先国・地域において輸出事業者を包括的・専門的・継続的に支援するため設立。都道府県、品目団体等との連携も強化。在外公館、JETRO海外事務所、JFOODO海外駐在員が主な構成員。
  


撮影データ

◯撮影年月日:令和7年7月15日(火曜日)
◯撮影場所:芽室町(TOYO Cheese Factory)


長原覚代表取締役から説明を聞く参加者

長原覚代表取締役から説明を聞く参加者

チーズ作りを語る七海専務取締役

チーズ作りを語る七海専務取締役

チーズコンテストを語る長原ちさと取締役

チーズコンテストを語る長原ちさと取締役

長原覚代表取締役(右3番目)と意見交換する様子

長原覚代表取締役(右3番目)と意見交換する様子

チーズプラトー(チーズの盛り合わせ)チーズプラトー(チーズの盛り合わせ)

全員で記念撮影

全員で記念撮影を行いました

お問合せ先

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〒080-0016  帯広市西6条南7丁目3 帯広地方合同庁舎
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