「十勝川西長いも洗浄選別施設」を訪問しました。
12月26日、帯広地域拠点の山田地方参事官は、帯広市川西農業協同組合(※)の「十勝川西長いも洗浄選別施設」を訪問し、同組合の有塚利宣組合長から当該施設の概要説明を受け、藤岡和博青果部長から施設の案内を受けました。
当該施設は、2021年度から十勝管内10農協の長いもを集荷しており、1971年に当時の帯広川西農業協同組合が1.5㏊から始めた作付けも、直近では全体で約550㏊に拡大し、北海道産輸出農産物の草分け的存在として地域農業に欠くことのできない施設となっています。
労働力不足やコロナ禍などの逆風の中、「食の安全・安心」を追求し、取扱量を維持拡大しています。「消費者や実需先の要望・クレームにも真摯に向き合い、関係者一丸となって対応し、生産者の結束と関係者の協力と協調があってこそ」と有塚組合長はお話しされていました。
十勝の農業者の結束と並々ならぬ努力が、今日の輸出先国の増加や取扱量の増加の背景にあることが分かりました。
※ 平成15年に帯広川西農業協同組合と帯広市農業協同組合が合併して発足
撮影データ
◯撮影年月日:令和4年12月26日(月曜日)◯撮影場所:帯広市(十勝川西長いも洗浄選別施設)

包装資材の特徴について説明を受ける山田地方参事官(手前)

洗浄後の選別ラインの状況

施設内のライン全体はシステム管理され、効率化・省力化が図られる

扱われる4種類の梱包材うち、アメリカと台湾向けの白色の梱包材
お問合せ先
北海道農政事務所 帯広地域拠点
〒080-0016 帯広市西6条南7丁目3 帯広地方合同庁舎
☎:0155-24-2401:お問合せ入力フォーム