十勝管内で有機農業に取り組む生産者と意見交換を行いました。
令和5年6月19日~20日、北海道農政事務所、帯広地域拠点は、十勝管内清水町のさわやま農場、音更町の中川農場、足寄町のありがとう牧場、幕別町の折笠農場及び更別村の松橋農場の生産者と、みどりの食料システム戦略の推進及び有機農業に取り組む上での課題等について意見交換会を行いました。
最初に、吉永次長から「みどりの食料システム戦略について、地域の先進的事例を参考にしながら取り組みを進めたい。有機農産物の栽培方法やみどりの食料システム戦略等についてご意見を伺いたい」と話しがあり、生産者からは「中川農場の方式を教えてもらい、ここ最近は取組方が見えてきた」「みどりの食料システム戦略が追い風になり、成功例が増えていけば有機栽培に取り組む生産者は増えるだろう」「草地更新が不要なことは放牧酪農のメリット」「品種改良に対してしっかりと予算を組んでもらいたい」等のお話のほか、それぞれの圃場では除草や土づくりの工夫等について意見交換が行われました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年6月19日(月曜日)~20日(火曜日)◯撮影場所:清水町(さわやま農場)、音更町(中川農場)、足寄町(ありがとう牧場)、幕別町(折笠農場)

さわやま農場の麦の乾燥施設の説明を聞きながら意見交換を行う様子

さわやま農場の圃場

中川農場の圃場のスペルト小麦

中川農場の大豆の圃場では、培土式除草についてお話を聞きました。

ありがとう牧場の吉川氏には、牧草収穫の合間をぬってお話を聞きました。

ありがとう牧場の放牧の様子

折笠農場での意見交換の様子

マスタードの原料となる「きからし」の圃場(折笠農場)
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