「農と暮らしの委員会」と食料・農業・農村基本法の検証・見直しに係る意見交換
令和5年7月14日、帯広地域拠点は、芽室町の大友牧場において、「農と暮らしの委員会」の委員4名と食料・農業・農村基本法の検証・見直しに係る情報提供・意見交換を行いました。
「農と暮らしの委員会」は、十勝で農業に係わる女性の方々の情報交換や地域コミュニティ活動などを行っている団体です。
帯広地域拠点から、食料・農業・農村基本法の検証・見直しに係る情報提供のほか、農業経営の状況や今後の展望、女性役員の登用などについて意見交換を行いました。
委員からは、「酪農ヘルパーは人員不足で利用できない時があることや、ばれいしょの収穫作業に必要な雇用者が不足するなど、スマート農業の導入や作業省力化だけでは解決できない問題がある。」、「農業者の中には経営規模の拡大だけでなく、現状に見合う経営の維持を考えている農業者も多く、そうした農業者も気軽に受けられる補助事業の導入が離農を防ぐことに繋がるのではないか。」などの意見が出されました。
また、各種団体の女性役員登用について、「時間的拘束が生じるため役員会への参加が難しく、もっと男性の家事や育休の分担が進めば、女性の社会貢献も可能になると思う。」などの意見が出されました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年7月14日(金曜日)◯撮影場所:芽室町(大友牧場)

質問と意見交換の様子

農と暮らしの委員会メンバー
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北海道農政事務所 帯広地域拠点
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