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北海道農政事務所

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北海道立農業大学校で出前授業。「有機農業と減農薬・減化学肥料」をテーマにディスカッション。

   帯広地域拠点は令和5年7月18日、北海道立農業大学校において、同校の養成課程2年(畑作園芸経営学科)の学生20名に対して、「食料・農業・農村基本法の検証・見直しの概要」と「みどりの食料システム戦略」について出前授業を行いました。
   講義の後、グループ分けを行い「グループディスカッション~私たちに何ができるか考えてみよう~」と題して、「有機農業と減農薬・減化学肥料」をテーマに、45分間ディスカッションを行い、最後にグループの代表者がグループ毎にまとめた意見などを発表しました。
   グループの代表者からは、「慣行農業との収量差を埋めるような技術や所得の差をなくすような支援が必要」、「有機農業でも使用できる薬剤や新たな品種を開発すべき」、「GI制度などを活用して付加価値をつける」などの意見が発表されました。
   意見発表後の講評では、帯広地域拠点からは「国民の食料をいかに確保するかの視点に立って、将来の経営者として考えを持っていただきたい」、北海道立農業大学校の職員からは「大きなテーマで議論することは大変だったと思うが、皆さんが進みたい道を大事にするとともに、世界・日本の農業を考えた農業者になってほしい」との話があり、講義とディスカッションを終了しました。


撮影データ

◯撮影年月日:令和5年7月18日(火曜日)
◯撮影場所:本別町(北海道立農業大学校1番教室)


食料・農業・農村基本法の検証・見直しを説明する様子

講義の様子

グループA

有機農業実現のために、新たな病虫害抵抗性品種や、省力化につながる機械の開発が必要とまとめたグループA

グループB

減農薬・減化学肥料には、抵抗性品種の増加と、GIで生産物の付加価値を高めるべきとまとめたグループB

グループC

有機農業面積の増加には除草ロボットの開発などが必要とまとめたグループC

グループD

可変施肥技術で肥料使用量の減少、天敵を使用した防除体制の確立等とまとめたグループD

お問合せ先

北海道農政事務所 帯広地域拠点
〒080-0016  帯広市西6条南7丁目3 帯広地方合同庁舎
☎:0155-24-2401
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