あいざわ農園合同会社(帯広市)を訪問しました。
令和7年7月15日、北海道農政事務所は、あいざわ農園合同会社(帯広市)を訪問し、同社の相澤代表からワイン用ブドウの栽培、ワイン醸造及び輸出の状況等についてお話を伺いました。
同社は、山林を伐採して整備した土地で、農薬や化学肥料を一切使用せず、益虫の力を借りてブドウを栽培しています。令和元年に農園の敷地内にワイナリーを建設、果実酒製造免許を取得し、令和2年にワインの販売を開始されました。
相澤代表は、「令和5年は収量が良かったが、令和6年は更に作柄が良く収量が過去最高となった。令和7年は昨年の2倍の収量が期待できるだろう。」とお話がありました。ワイン製造において最も重要視されていることは損傷果、病果、虫害果などを徹底して取り除く選果作業です。手作業により傷の少ないヤマブドウを選別し、実をつぶす前に発酵させる製法により、フルーティーで芳醇な香りに仕上げることができるそうです。
同社は令和4年に初めてオランダとシンガポールへ輸出を行い、令和7年からアメリカへの輸出も開始し、今後もさらなる輸出の拡大を目指しています。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年7月15日(火曜日)◯撮影場所:帯広市(あいざわ農園)

ブドウ栽培について説明を行う相澤代表

ワイン用ブドウのほ場

10月に収穫を迎えるブドウ
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