芽室町で酪農を営む大友牧場を訪問しました。
令和7年7月15日、北海道農政事務所は、芽室町で酪農を営む大友牧場を訪問し、大友詠吉代表、亜弥さんご夫妻から同牧場の取組及び今後の6次産業化の取組についてお話を伺いました。
同牧場は、大友代表の祖父の代から始まり、飼料作物の栽培面積は約35ha(牧草、飼料用とうもろこし)で、経産牛80頭、育成牛60頭を飼養しています。
同牧場は、近隣農家から提供される麦殻を牛床に利用した後、これらを原料とした堆肥を農家に還元することや、地元の製糖工場の副産物であるビートパルプを飼料として活用するなど、耕畜連携や循環型農業にも取り組まれ、「地域と共に成長していける牧場つくり」「牛も人も笑顔になれる牧場つくり」の理念の下、地域との関わりを重要視して牧場を経営されています。
同牧場は、新得町の工房にチーズの製造を委託しており、地元の小学生や観光客向けの酪農体験においてはチーズの試食を行っています。生乳の生産だけではなく、「チーズ」という魅力的なアイテムが加わると、消費者が牧場を訪れるきっかけになるとお話がありました。
今後は、経営を安定させるため、国内でのチーズの販売拡大を目指すとともに、将来的にはご夫妻のお子様の「牧場の生乳を使ってアイスクリームを作りたい」という夢をかなえるべく、6次産業化に取り組みたいとお話がありました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年7月15日(火曜日)◯撮影場所:芽室町(大友牧場)

大友牧場について説明を行う大友代表

バンカーサイロ(飼料貯蔵施設)で説明する大友亜弥さん

バルククーラー(搾乳した生乳を冷却し、保管しておくためのタンク)の説明を行う大友代表

牧場入口前で大友亜弥さんを囲んで
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