高校、特別支援学校、専門学校が参加する地域資源活用の連携授業が行われました。
北海道余市紅志高校と札幌心療福祉専門学校は、これまでに農業と福祉について連携授業を行っており、ミニトマトの収穫から容器に詰めるまでの作業工程を、誰でもわかりやすく理解できるよう「作業手順書」の作成を進めていました。今回の授業では余市養護学校の高等部の生徒が収穫体験学習を行い、作業手順書をもとにミニトマトを収穫する実践の場となりました。
授業は、3校の学生と教諭が余市紅志高校の圃場に集合し、自己紹介と作業手順書の説明の後、ビニールハウスに入りミニトマトの収穫を行いました。実の色や形の違いを把握する際など、高校生や専門学生がアドバイスしながら、余市養護学校の高等部の生徒が作業を進めました。
今回の授業体験を基礎として作業手順書の改良が進むことで、来年度以降の農福連携の取組が発展し、特別支援学校から農業分野への就労につながることが期待されます。
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年9月21日(木曜日)◯撮影場所:余市町

【手順書は作業者にわかりやすいよう工夫しました】





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