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北海道農政事務所

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いろいろなお雑煮2

ウチのお雑煮はどこがルーツ?

雑煮は今でも地域性を表す食文化です。角餅・丸餅、餅を焼く・ゆでる、
醤油仕立て・味噌仕立て、だしやなかに加える具によって、さまざまな形態が
受け継がれています。 我が家の雑煮の味を次世代に受け継ぎたいと思います。




出身地 富山県

富山県の砺波地方と新川地方では、雑煮の形態が異なります。砺波出身は長ネギのみに加え、新川出身は魚の素焼が特徴です。いまでは具だくさんの雑煮がおいしいと言って、油揚げや野菜、肉を加える家が多くなりましたが、ともに移住二世代目はその特徴ある形態を伝承していました。

特徴

角餅に醤油味の昆布だしの澄まし汁は両地方とも同じです。砺波地方は、「とも白髪になるまで健康で長生きできるように」という願いを込めて、長ネギを一人2本ぐらいの見当で椀に盛り付けます。新川地方はごぼう、ニンジンなどの野菜と豆腐などとともに魚の素焼きをほぐして盛り付けます。この雑煮は正月三が日いただきます。




富山のお雑煮 


出身地
福井県

福井出身の家々でみられる雑煮です。

特徴

鰹節などでだしをとり、具にはカブなどを切って入れ、味噌味に調えます。丸餅を湯で柔らかくし、器にカブと餅を入れ、味噌仕立ての汁を注ぎ、上から花かつけずりかつお節)をたっぷりとかけていただきます。昔は丸餅を一人5個も6個も食べたそうです。






福井のお雑煮の写真 


出身地
鳥取県、石川県

鳥取出身や石川出身の家々に受け継がれた汁粉の形態の小豆雑煮です。正月用の注連縄を飾った神棚、仏壇にも三が日はこの小豆雑煮を供えます。

特徴

小豆を煮て、砂糖を加え、甘い汁粉を作っておきます。元旦に餅を湯で柔らかくして加え、雑煮椀に盛っていただきます。故郷と同じく、小豆雑煮にさらに白砂糖をかけていただくこともあるそうです。釧路市鳥取の家々では角餅でしたが、石川出身者は丸餅の小豆雑煮を伝えていました。


 




    鳥取・石川のお雑煮の写真


出身地 島根

島根県にルーツを持つ家々にみられた雑煮の形態で、その特徴ある形態が親から子に伝えられ、子どもたちはその味に慣れ親しみ受け継いできました。

特徴

昆布や煮干しでだしをとり、醤油味の澄まし汁にします。角餅を柔らかくして椀に入れ、澄まし汁を注ぎ入れ、餅の上に正月用の黒豆(煮豆)を10粒ほどのせて盛り付けます。そのままでもいただけますが、黒豆の上にたっぷりと白砂糖をかけていただくとおいしいと伝えています。


 





   島根のお雑煮の写真 


出身地 香川

香川出身者の雑煮です。道内の洞爺湖町香川、苫前町香川、室蘭市香川は今も故郷の味を受け継いでいます。また、四国出身者は、4日に三が日の供え物を合わせて雑炊を炊くフクワカシの食習を伝えていました。

特徴

鰹節でだしを取り、里芋、大根などの具を加え、味噌味に調えた汁に、アンコ餅(大福餅)を入れて作ります。暮れの餅つきには、雑煮用のアンコ餅をたくさん用意します。雑煮を一口食べると、アンコ餅の餡が汁に出てきますが、餡の砂糖味と味噌の塩味が絡み合ってとてもおいしいと、移住した祖父母からの味を伝承しています。




香川のお雑煮の写真 

 

 


北海道のお雑煮の形態と分布状況(PDF:477KB)

お問合せ先

生産経営産業部 事業支援課

担当者:地産地消担当
ダイヤルイン:011-330-8810
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