関東農政局栃木県拠点
1:講師の説明を聞く生徒の皆さん
2:ドローンの重さ体験
3:農薬の代わりに水を積み込む様子
4:水を使っての散布実演
スマート農業についての授業 馬頭高校 日時:2025年9月11日
関東農政局栃木県拠点では、農業関係高校と連携した担い手育成の一環として、農業関係高校の特色ある取組を紹介しています。
馬頭高校の普通科選択科目「野菜」及び「農業と環境」の生徒21名が、農業用ドローンのライセンス教習などを行っている講師から、農業におけるドローン活用の説明を受け、農業用ドローンの飛行実演を見学し、スマート農業について学習を深めました。
講師からは、「農業用ドローンは、作物の生育状況の確認、稲などの種まきも可能であり、近年、農業において人手不足が問題となっている中、農作業の効率化、省力化に向けて、スマート農業技術の一つとして、更に普及が見込まれる」と説明がありました。
飛行実演の見学では、生徒たちが、農業用ドローンを持ち上げて、約40kgある機体の重さを体感した後、講師による実演操作で、田んぼに見たてた校庭に、全自動で水を散布しました。
人力による噴霧器の散布では1時間程度かかる面積を、農業用ドローンは3分もかからずに散布を完了する様子に驚いた生徒たちからは、購入価格やメンテナンス方法など、機体についての具体的な質問が出されました。
祖父が那珂川町で稲作をしている生徒は、「将来的にもっと機体の価格が安くなったり、レンタルによる利用などができるようになれば、是非、農業用ドローンを使って祖父の稲作を手伝いたいです」と話していました。
「栃木県の農業のご紹介」 2025年9月版
栃木県の農業の現状を取りまとめた「栃木県の農業のご紹介」を作成しました。
栃木県は、いちごをはじめ、にらやなし、米や二条大麦、生乳など、全国有数の主産県ですが、栃木県農業の現状について、ちょっとクリックしてみませんか? 栃木県の農業のご紹介(PDF : 4,892KB)