関東農政局栃木県拠点
1:県職員による説明
2:やいた里山倶楽部による講話とスプーン制作の説明
3:真剣にやすり掛け
4:オイルを塗って完成。きれいに出来ました
林業を学ぶ特別授業 矢板高校 日時:2025年7月15日
関東農政局栃木県拠点では、農業関係高校と連携した担い手育成の一環として、農業関係高校の特色ある取組を紹介しています。
今回は林業についての特別授業を取材しました。
この特別授業は、高校生に林業について興味を持ってもらおうと、栃木県林業労働力確保支援センターの企画により開催されたもので、矢板高校農業経営科2年生の生徒29人を対象に行われました。
授業では、栃木県矢板森林管理事務所職員による「栃木県の林業について」の説明と栃木県林業大学校についての説明・紹介がありました。
このあと、やいた里山倶楽部の「地域の林業について説明・活動紹介」と、木材加工(スプーン制作)の実習が行われました。
生徒たちは、大まかにスプーンの形に切り出された木材を紙やすりを使い形を整え、保護オイルを塗る作業を体験しました。
参加した生徒たちは「スプーン作りは、やすりの掛け方が難しかったですが、楽しく仕上げることができました。講和では、林業が環境保全や地域産業の発展に役に立っていることを知り、林業について興味がわきました」と話していました。