山梨県内の農福連携の取組

お名前
平本哲也さん
農福連携を始めた年月
2021年6月
お住まい
大月市
栽培作物
ほうれんそう、レタス、たまねぎ、じゃがいも等
農福連携の取組内容
・就労支援B型事業所1カ所と契約している。
・作業日程や内容は、事前に事業所スタッフと打合せ後、作業依頼する。
・作業料金は、山梨県の最低賃金を参考にしながら決めている。
・作業内容は、ポットへのは種(作業者の適正に合わせてポットへ土入れ、種まき)、畑への直播き、除草作業、収穫作業。
・月2日~4日で、1日あたり約1.5時間。作業者に事業所スタッフが付き添い、作業を行っている。
農福連携を始めたきっかけ
・山梨に引っ越して来て、近所に遊休農地が沢山あったことと、介護福祉士でもあり農福連携に関心があったため始めようと思った。
・就労支援B型事業所の低工賃や耕作放棄地の解消等に関心があった事が影響している。
農福連携を利用して良かった点
・山梨県内の農福連携に関わっている方々に出会えた事。
・一人農業での労働力が確保できた事。
・社会課題解決への取組として、こども食堂やフードバンドリーへ野菜の提供を障害者の方と協力して出来ている事。
農福連携に取り組むに当たり苦労した点
農業経験がなかったため、山梨県農業振興公社のシニア研修に参加し勉強しながら農業を始めた。農福連携についても最初は情報がなくて苦労したが、市役所や振興公社等に相談しながら紹介してもらい、最終的には山梨県農福連携推進センターから様々な情報や助言をいただき、手探りながら就労支援B型事業所と連携することができた。
課題・要望
農福連携で収穫した野菜を活用し、福祉施設に委託し加工品を製造・販売しているが、販路の拡大が課題となっている。これらの販路の拡大を図り収益の増加を目指したい。
農福連携を検討している方々へ一言!
各々に合わせた作業をお願いすることで、労働力として必ず戦力になると思います。中小規模農家の労働力確保とともに、障害者の社会参加の一助となる良い取組ではないでしょうか。
今後の取組
40aを目標に作付面積を増やし、労働力の確保を農福連携で進めていきたい。
平本哲也さん




