山梨県内の農福連携の取組

会社名
RAY INTERNATIONAL株式会社 (山梨フルーツヒルズ)
農福連携を始めた年月
2022年2月
所在地
山梨市
栽培作物
ぶどう、もも、かき
農福連携の取組内容
現在は1事業所と年間を通して契約し作業を依頼。作業打合せは、月初めに事業所と話し合いを行い、作業日数と作業内容を決定。具体的な作業内容や服装等の連絡は1週間前に連絡をしている。天候により当日の作業変更もある。
作業内容は、ほ場の除草、石拾い、剪定後の枝集め、育苗作業、ブルーベリーの収穫や干し柿の皮むき及び室内作業等、農作業全般。1回につき施設のスタッフを入れて3~4名で作業をしている。また、作業回数は、夏場は週2回、冬場は週3回。作業時間は10時から15時である。
農福連携を知ったきっかけ
経営面積の拡大とともに労働力不足が顕在化してきたため、山梨県峡東農務事務所に相談したところ農福連携の取組の紹介を受けた。
農福連携を利用して良かった点
ペースはゆっくりな人もいるが真面目で素直であり、一生懸命働いていただける。
農福連携に取り組むに当たり苦労した点
農福連携を始めた当初は、仕事の振り分けが分からず苦労した。
課題・要望
取得した園地周辺(中山間地)のほ場に私道を整備している。傾斜地であることから農福連携作業者にとって危険であり、安全確保のための転落防止柵などの設置が必要。
農福連携を検討している方々へ一言!
農福連携に取り組む際は、事業者との話し合いを十分に行うことが大切。作業を覚えてもらうのに時間がかかる場合もあるため、長い目で見て取り組んでいただきたい。
今後の取組
現在、園地周辺の耕作放棄地を購入し面積拡大を進め、栽培作物も増やす予定である。今後、加工施設を建設しジャムやドライフルーツ、クッキー等を製造する6次産業化にも取り組みたい。将来的にはA型事業所としての障害者雇用を目標としている。
RAY INTERNATIONAL株式会社 (山梨フルーツヒルズ)