山梨県内で新規就農した農業者

お名前
石原大(いしはらまさる)さん
就農した年月
2018年1月
お住まい
山梨市
栽培作物
ぶどう(ピオーネ、シャインマスカット、サニードルチェ、ほか)
就農したきっかけ
もともと農業をやりたいと考えていたところ、大学の研究室の先輩でもある「萩原フルーツ農園」の社長を紹介されたことがきっかけ。
就農して良かった点
自分の考えで出来、自由に時間が使える。やらなければならない時はやらなければならないが、自発的に行うことであるので苦にはならない。とにかく楽しい。
就農して苦労している点
成園化したシャインマスカットの畑を借りることは到底無理だったので、各地を探したところ病気にかかったピオーネの畑をなんとか借りることができた。借りることが出来る畑は、病気や老木、地形等の条件不利地等、それなりの理由があるものが多く、当初は収益が上がらず苦労した。
技術習得のため学んだ機関や学校等
萩原フルーツ農園に研修生として就職。
公的支援制度(国の支援制度や資金制度等)の支援状況
経営開始型を活用。研修期間中は特に利用していない。
生産、経営、販路等に関する課題
販売先は、移住・就農後に仲良くなった集荷業者に全量出荷し、JAへの出荷はしていない。インターネット販売にも興味はあるが、1人で全てをこなしているため、そこまで手が回っていない。今後、品質の良いものを安定的に出荷出来るようになれば、単価を高く売ることが出来るよう様々な出荷形態を検討したい。
特徴ある経営
今のところ特徴ある経営とまではなっていないが、栽培の省力化を目指して短梢剪定での栽培を行っている。いずれは人を雇用しなければならないので、簡単に作業依頼が出来るようにしたい。
将来の目標
目標は、まずは規模拡大。今後、周囲が高齢化等で栽培を辞めていくところが多くなるので、その農地を引き受けていく状況になると思う。1人の方が気楽なのだが、雇用も必然的にしなければならない。また、今後、栽培技術がしっかり身についてくれば、新たに就農を目指す人達にも技術等を教えていきたい気持ちもある。収益が上がってくれば法人化も検討したい。
これから就農する方々へ一言!
農業を目指す人達には、自分で舵取りが出来ること、自由に時間が使えること、が魅力であることを伝えたい。努力した分の成果もわかりやすく、美味しいものがとれた時はうれしい。収益も直接的にお金になるので成果としてわかりやすい。やりがいがあって楽しい仕事だと思う。是非やってほしいと思う。
石原大(いしはらまさる)さん




