山梨県内新規就農した農業者

お名前
塩島和誌(しおじまかずし)さん
就農した年月
2022年2月
お住まい
西八代郡市川三郷町
栽培作物
露地野菜(スイートコーン、なす、野沢菜等)
就農したきっかけ
東京での会社勤務も経験したが、東京に肌が合わず、自分で何かできないかとの思いが強くなり、農業に取り組むことを決意した。
就農して良かった点
自分が思ったように仕事を進められる。時間など自分のやり方次第で有効に使うことができる。
就農して苦労している点
一人で作業を行っているので、各種の作業が重なる時は、体力的にもきつい。
収入も少ない就農1年目に、燃料や肥料、資材の高騰で資金面の融通が苦しい。
技術習得のため学んだ機関や学校等
株式会社アグリ甲斐においての2年間の実践研修で、スイートコーン、なす、きゅうり、野沢菜、ブロッコリー、大塚にんじん等の栽培技術を学んだ。
公的支援制度(国の支援制度や資金制度等)の支援状況
新規就農者育成総合対策の経営開始資金を2023年に申請予定。(要件である所得制限のため、新規就農時には申請できなかった。)
青年等就農資金を活用して作業場の改築を予定。現在、峡南農務事務所と打合せを行っている。
生産、経営、販路等に関する課題
・農地は研修元のアグリ甲斐から、65aを借り入れており、農地の確保には苦労しなかった。
・作業はほぼ1人で行っていることから、インターネットや直売所等への販売には手がまわらず、主にJAへ出荷。
特徴ある経営
スイートコーンの栽培では、生分解性マルチを使用している。マルチを剥がし廃棄処分に係る手間や費用を考えると、現在の価格差であれば生分解性マルチの使用が有効と考えている。
将来の目標
栽培面積の拡大と収入の安定を目標としている。また、市川三郷町の主力のスイートコーン(甘々娘)の栽培農家も高齢化等によって減少傾向となっており、産地維持のためにも、スイートコーンを栽培することによって地域に貢献したい。
これから就農する方々へ一言!
体力的にきついこともあるが、やればやっただけの物は返ってくる。農業は達成感がある仕事です。
塩島和誌(しおじまかずし)さん




