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関東農政局

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山梨県内で新規就農した農業者

木村明弘・百合子
右:明弘さん   左:百合子さん

お名前

木村明弘(きむらあきひろさん
木村百合子(きむらゆりこさん

就農した年月

2019年8月 

お住まい

韮崎市

栽培作物

もも

就農したきっかけ

食に関心があったことから、移住前に無農薬栽培を学ぶ貸農園で野菜作りを行っていた。将来的に移住を考えていたことから、韮崎市主催の移住体験ツアーに参加し、果樹農家さんとの交流がきっかけとなり、果樹栽培に関心を持ち、神奈川県から韮崎市に移住した。

就農して良かった点

地域や人に恵まれ、地元の方との信頼関係を深めることによって成園をまとめて借り受けることができた。富士山の見える畑で大好きなもも作りをできるのがとても楽しい。(作業も好き、ももを食べるのも好き)
常に新しい知識を吸収し、自分なりのスタイルで新しい取組をしていけるのも魅力。手伝ってくれる仲間や新しい出会いもあり、休みも自分達で決められるのでとても充実している。

就農して苦労している点

農業は天候に左右されることが多く、ここ最近の異常気象に加え、鳥獣被害、作物の盗難対策に悩むことが多い。また、繁忙期は人手不足となることから、労働力の確保や作業効率化等が課題。

技術習得のため学んだ機関や学校等

夫婦で技術研修に参加。
移住前 2016年に山梨県立農業大学校の週末農業塾桃コースで1年(年10回)、その後、韮崎市内の新規就農者の所で1年ももとぶどうの栽培を体験。
2018年 韮崎市に移住後、山梨県立農業大学校の職業訓練科果樹コースを受講し知識・技術を学ぶ。

公的支援制度(国の支援制度や資金制度等)の支援状況

農業次世代人材投資資金(経営開始型)5年目受給中
経営継続補助金

生産、経営、販売等の状況

販路は、大部分がJA出荷で、一部を道の駅での販売とネット販売を行っている。出荷に手間のかからない販路を増やしていきたい。

特徴ある経営

ほ場管理は、草生栽培を行い、適期作業に努め、徒長枝や草の管理、かけた袋、剪定枝、台風等で折れた枝はすぐに処理するなど病害虫の原因を減らし、作業の安全性や地域への環境汚染とならないようほ場をいつも清潔に保つよう心掛けている。

将来の目標

就農3年目からJA桃部会の役員を引き受けていることもあり、地域の担い手である新規就農者の確保や、もも産地としてのブランド化などの取組に貢献したい。
法人化や大幅な経営規模の拡大は考えてはいないが、ぶどう栽培と加工品の製造にも挑戦したい。
現在行っている草生栽培など、環境にも人にも優しい農業を目指したい。

これから就農する方々へ一言!

まずは色々行動してみること。私達も移住前2年余りで色々な方や新規就農者の会などに参加し情報収集をした。人間関係を大事にしておくことで移住してからも助けられたことが多かった。
就農後は責任をもって作業をすることで少しずつ信頼が得られると感じている。



木村明弘(きむらあきひろさん
木村百合子(きむらゆりこさん

お問合せ先

関東農政局山梨県拠点

所在地:山梨県甲府市丸の内1-1-18(甲府合同庁舎) 地図
電話番号:055-254-6055