このページの本文へ移動

関東農政局

メニュー

山梨県内で新規就農した農業者

佐野いずみ・哲也    

お名前

佐野いずみ(さのいずみさん
佐野哲也(さのてつやさん
(株式会社スプリングワイン)web_blue.jpg

就農した年月

佐野いずみさん:2018年4月
佐野哲也さん   :2017年4月

お住まい

甲府市

栽培作物

醸造用ぶどう

就農したきっかけ

哲也さんは前職で農業関連の業務に関わっていたため農業は身近だったこと。いずみさんは所属している野菜ソムリエのグループでの農業体験をきっかけに農業への関心が深まったこと。また、ワイン好きなのでワイナリーを経営しオリジナルワインを造りたいと思っていたため。

就農して良かった点

屋外の仕事なのでオフィスでは感じられない空気感、鳥のさえずりや四季を通じて自然が感じられること。
時間を自分の責任で自由に使えること。

就農して苦労している点

体力も使うし、夏は暑く冬は寒いが、作業は楽しいので農作業が苦労とは感じていない。

技術習得のため学んだ機関や学校等

佐野いずみさん:2019年から3年間、甲府市の農業生産法人で研修。同年、山梨大学ワイン科学センターのワインフロンティアリーダー養成講座を受講しワイン科学士に認定。

佐野哲也さん   :2016年山梨県立農業大学校で6か月学び、農家で農業実習。

生産、経営、販売等の現状と課題

・現在、醸造用ぶどう4品種(甲州、マスカット・ベーリーA、シャルドネ、メルロー)を北杜市明野町、甲斐市双葉地区、甲府市国玉町で栽培している。通常は夫婦2人で作業しているが、傘かけや収穫などは、アルバイトやボランティアなどをお願いしている。今後、収穫量の増加に伴い農繁期の労働力確保が課題。
・2022年に株式会社スプリングワインを設立し、委託醸造したワインの販売を行ってきた。2024年から自社での醸造が始まり生産量が増えるため、ワインの販路拡大が今後の課題。

特徴ある経営

甲府市の農業生産法人において研修した醸造用ぶどう栽培技術で、地域に適した栽培をしている。
また、品質の向上・作業の省力化のため、簡易雨よけ施設を導入して、高品質なぶどうを安定的に生産していく予定。

将来の目標

ぶどうの収穫量は増えており、ワインの原料の必要量は確保できる見込み。今年から自社醸造を始めるためワインの販路を拡大するとともに、街なかワイナリーとして地元に愛され、なおかつ甲府駅近くの立地を生かし県外からのお客さんも呼び込めるようにしたい。

これから就農する方々へ一言!

研修して技術を習得し、実践するという事を考えると、条件が整えばできるだけ早めに準備をして就農するのがお勧めです。



佐野いずみ(さのいずみさん
佐野哲也(さのてつやさん
(株式会社スプリングワイン)web_blue.jpg

お問合せ先

関東農政局山梨県拠点

所在地:山梨県甲府市丸の内1-1-18(甲府合同庁舎) 地図
電話番号:055-254-6055