株式会社 明治が主催するカカオ・チョコレート体験ツアーin関東を取材しました
カカオ豆がチョコレートとして製造、商品化されるまでの流れを食育を通じて学び体験するツアー
「明治カカオ・チョコレート体験ツアーin関東」は明治の工場がある「明治なるほどファクトリー(埼玉県坂戸市)」や「夢の島熱帯植物館(東京都江東区)」を見学し、協力いただいたレストランでの様々な体験を通して、自然の恵み、生産者の仕事、SDGsについて学び、カカオやチョコレート製品への理解を深めることを目的として開催されました。食品企業である明治ならではの食育体験イベントとして、チョコレートができるまでを家族で体験学習できる1日食育体験ツアーが令和8年2月11日開催され、小学生と家族合計10組26名が参加しました。
「夢の島熱帯植物館」において食育セミナーを実施し、カカオがどこで栽培され、カカオ豆からチョコレート製品になるまでどれほどの期間かかるのかなどをクイズ形式で学びました。また、実際にカカオの実を触ったり、カットされた中身の匂いを嗅いで子どもたちから「野菜みたいな青々しいにおいがする」「こんなに固いんだ」といった声が聞こえ、カカオの実の中身であるカカオパルプ(カカオの果肉)のジュース飲んだ際には「こんな酸っぱいものがチョコレートのように甘くなるとは思えない」「ライチのようなさっぱりとした味がする」などの声が聞こえました。
「明治なるほどファクトリー坂戸」ではチョコレート製品の製造工程を見学し、食育セミナーでカカオニブのすりつぶし体験を行いました。その際には子どもたちから「すりつぶすとチョコレートの香りがする」「こんなに固いんだ」など家族に伝えていました。また、子どもたちはチョコレートドリンクを作り、「お湯にチョコレートを溶かすだけでチョコレートドリンクになるなんて知らなかった」「チョコレートドリンクの作り方を周りの友達に教えたい」といった感想が寄せられました。
実際にカカオの実に触れる体験や、株式会社 明治の社員から直接話を聞いたことで、普段何気なく食べている食への関心や感謝が芽生える機会になったと感じられるツアーとなっていました。また、家族と一緒にチョコレート製品を用いた昼食を食べ、食育セミナーで学んだカカオ豆のことや、生産国の農業者と協力して作り上げたチョコレートについて話し合いながら昼食をとることで、「共食」の楽しさや大切さも実感してもらえたと考えます。

実物のカカオの木を見て学んでいる様子

実物のカカオの実の様子
こどもたちの感想から見える明治の思い
参加者は、カカオの実を実際に見て触って体験し、商品が生産される工場を見学し、食育セミナーではカカオ産地での取り組みやカカオ豆の品質向上への技術支援や農家の生活向上、地域の環境保全のための活動を聞き、チョコレート製品を使った昼食を食べて学びました。これら一貫した体験学習は、食育基本法(平成17年法律第63号)第16条に基づき作成した「第4次食育推進基本計画」の目標のうち、「農林漁業体験を経験した国民を増やす」「産地や生産者を意識して農林水産物・食品を選ぶ国民を増やす」「地域等で共食したいと思う人が共食する割合を増やす」という3点の目標達成につながると考えられます。こどもたちが「実物を見て、食べて、楽しく学び」思い出に残る場を提供していきたいという思いが込められたツアーとしていました。
チョコレートを使った料理を食事している様子

株式会社 明治の社員による食育セミナー(坂戸工場内)

チョコレートドリンクを作る様子
未来を育てる明治の食育
最後に、株式会社 明治の食育に関する取組をご紹介します。
株式会社 明治は、「食の知識」「食の魅力」「食の大切さ」の三つの視点に基づき、次世代を担う子どもをはじめ、幅広い世代を対象とした食育活動を実施しています。同社は、これらの学びを通じて、健康的な食生活を自ら選択する力の育成を目指し、地域社会における食育の普及に寄与しています。
1「食の知識」に関する取組
「食の知識」では、栄養バランス、食品の役割等に関する基礎的な情報を提供し、健康な食生活の重要性について理解を深める機会を設けています。これにより、児童・生徒等が日常生活において主体的に食を選択する力の向上に資することを目的としています。
2「食の魅力」に関する取組
「食の魅力」では、日本の食文化や食に関する歴史を学習する内容を取り入れています。また、乳やカカオ豆等の素材が持つ特性や栄養への理解を促し、食に対する興味・関心を高めることを狙いとしています。
3「食の大切さ」に関する取組
「食」の素材が自然環境の恵みによって育まれたものであること、生産者の努力や工夫、食品が消費者のもとに届くまでの過程について紹介することにより、食の背景への理解を促進しています。
これらの取組を通じて、食に対する感謝の気持ちや、食を大切にする意識の向上につなげています。また、食育基本法に基づく継続的な活動として、食育基本法の趣旨を踏まえ、「健康な食生活」及び「乳・カカオ豆を中心とした素材」をテーマとした食育活動を、2006年より継続して実施しています。同社内には食育専門組織を設置し、地域に根差した出前授業や食育セミナーを年間約4,300回開催しています。 これまでに、全国の小中学校における出前授業は累計16,000校で実施されたほか、学校、企業、シニア向けイベント等、多様な対象に対する20以上のプログラムを展開しています。受講者の累計は約252万人に達しており、継続的かつ広範な活動を通じて、国民の健全な食生活の実現に寄与しています。
お問合せ先
関東農政局経営・事業支援部
ダイヤルイン:048-600-0424




