令和6年度フードバンク活動促進のための情報交換会を開催しました
趣旨・目的
食品ロスを削減していくためには、まだ食べることができる食品については廃棄することなく、必要な食べ物を十分に入手することができない人々に提供することを含め、できるだけ食品として活用するようにしていくことが重要です。フードバンク活動は食品ロス削減だけではなく食料支援の面からも有効な方法です。
しかしながら、多くのフードバンク活動団体では、活動を継続していくため、寄附などにより支援いただく食品関連事業者の発掘、取扱食品の量や品目の確保に苦労しています。
このような中、支援企業との連携に関する講演や、意欲的に活動する関係者の活動事例の発表、参加者同士の情報交換を行い、少しでも活動が発展することを目的にフードバンク活動団体、食品関連事業者、消費者、地方公共団体の各関係者が一堂に会する情報交換会を開催しました。
日時・会場
日時:令和7年2月20日(木曜日)13:30~16:00
会場:関東農政局東京都拠点5階共用会議室(東京都江東区東雲1-9-5東雲合同庁舎)
出席者数
会場及びWebによる形式で、88名の方にご参加いただきました。
概要
園田経営・事業支援部長挨拶の後、基調講演とフードバンク活動や同活動に関する取組事例の発表が行われました。
1.基調講演
認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋 理事長 前川 行弘 氏
(「パートナー団体支援」「行政と連携した個人支援」「社会的養護の施設と連携した個人支援」の3つの柱からなり、食品ロスと貧困問題の解決を目指し、企業からの食品寄付、行政との連携、市民による活動支援といった協力体制のもと、東海3県の食のセーフティネット構築のために活動を行う。)
2.フードバンク活動に関する事例発表
(1)株式会社セブン&アイ・フードシステムズ
総務部 サステナビリティ推進 総括マネジャー 牧野 晋也 氏 総務部 サステナビリティ推進 岩城 明子 氏
(メニュー変更時の終了食材の一部をフードバンクへ寄附や自治体との協定に基づいた食品ロス削減の取組を行う。)
(2)特定非営利活動法人こどもプロジェクト
理事長 福田 恵美 氏
(子どもを食を通じて元気にする活動に力を入れており、杉並区で運営しているこども食堂は同区で最大規模の1回150食以上区内40か所のこども食堂と連携して食糧を分けあっている。)
3.情報提供
当省大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課 課長補佐 淺浦 真二 氏及び当省消費・安全局消費者行政・食育課 課長補佐 森 飛洋 氏
からそれぞれ、フードバンク活動に対する支援情報や最新の中央情勢の情報提供を行いました。
4.情報交換及び交流
(5)会場参加者による交流会を行いました。
添付資料
https://www.maff.go.jp/kanto/keiei/zigyo/shokusan_kankyou/250218.html
参考
.「令和6年度フードバンク活動促進のための情報交換会」チラシ(PDF : 745KB).本件問合せ用メールアドレス kanto_recycle@maff.go.jp
お問合せ先
経営・事業支援部食品企業課
担当者:フードバンク業務担当
ダイヤルイン:048-740-0459