このページの本文へ移動

関東農政局

メニュー

令和6年度 旬の農産物、農村の風景フォトレポートギャラリー

令和6年度農林水産業いとなみと鉄道フォトコンテスト 関東農政局長賞作品 『白煙をたなびかせ』  撮影地:栃木県芳賀郡益子町


photocontest.jpg
関東農政局長賞を受賞した、稲葉さんの作品です。

撮影年月日:2024年2月
撮影場所:栃木県芳賀郡益子町
鉄道会社:真岡鉄道真岡線
区間等:七井~益子
撮影者PRポイント:今年で91歳になるSLもおか号C12が軽快に麦畑を横目に走って行きました。
撮影者:稲葉  直史  氏

関連ホームページ
農林水産業いとなみと鉄道フォトコンテストのページ


~春の風物詩  「ハナモモ」~  撮影地:茨城県常陸大宮市


ibaraki_hanamomo.jpg
「ハナモモ」はきれいな花を観賞するために桃を改良したもので早春の風物詩となっており、出荷の最盛期を迎えています。
茨城県北部の中山間地域に位置するJA常陸奥久慈枝物部会では桃の節句の需要期に合わせてハナモモの枝を収穫し、束にしてスリープ(包材)で包み、温度を管理し、花芽を膨らませて出荷しています。
この部会では、枝物促成施設や枝物貯蔵施設を設置し、品質・出荷量とも日本一の産地を目指して、全国に春を届けています。


~冬の風物詩  三浦海岸大根干し~  撮影地:神奈川県三浦市


kanagawa_daikon.jpg
三浦海岸では毎年12月頃から地域の地形や気候を活かした浅漬けたくあん用の大根の天日干しが行われています。
三浦海岸の海水は温かで、砂浜は風通しもよく、真冬でも大根が凍りにくいため、大根干しに適した環境とのことです。
海岸に組み立てられたパイプに多い時で数万本の大根がカーテンのように並び、大根越しに見る東京湾の景色が印象的です。


「のっぷい」で大きく育つ大塚にんじん~  撮影地:山梨県市川三郷町


ootukaninjin_yamanashi.jpg
甲府盆地の南に位置する市川三郷町大塚地区には、土壌が深くきめ細やかで肥沃なうえに石がほとんど無い、地元で「のっぷい」と呼ばれる土壌があります。
昔から品質の良いにんじんやごぼうなどの根菜類がよく取れました。
この地区で栽培されている「大塚にんじん」は、濃い鮮紅色で甘みと香りが強く、太くて長いのが特徴で、長さは80cm~120cmにもなります。
収穫時には、畝の横を1.5mほど掘って側溝を作り、1本1本折らないよう丁寧に手で抜き取ります。
例年12月には、地区内の直売所で直売会が開かれ、多くの人で賑わいます。



~収穫の秋~撮影地:埼玉県川島町


saitama_inekari.jpg
埼玉県のほぼ中央に位置する川島町は、かつて見渡す限りの水田地帯であり、
この地で収穫されるお米は、江戸時代には川越藩にお蔵米として献上されていました。
現在、戦略作物として飼料用米も栽培されるようになりました。
写真は、秋晴れの下での飼料用米の収穫風景です。



~信州 秋の原風景~撮影地:長野県上田市、千曲市、飯山市


nagano_tanada.gif
日本の原風景のひとつ「棚田」は全国の耕地面積の約4%を占めていると云われています。
長野県には、農林水産省が「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に認定した15の棚田がありますが、
そのうちの一つ上田市稲倉の棚田(写真1)では令和6年10月17・18日に「第29回全国棚田(千枚田)サミット」が開催されます。
*写真  1:稲倉(上田市)、2:姨捨(千曲市)、3,4:福島新田(飯山市)



参考JRL:
第29回全国棚田サミットin上田
棚田地域の振興について(農林水産省)



~鹿沼在来そば~撮影地:栃木県鹿沼市


kanumazairaisoba.jpg
鹿沼市は日光連山の南麓に位置し寒暖差が大きい気候により、そばの栽培が盛んです。
「鹿沼在来そば」は、市内の中山間地域で栽培される在来種で、一般的なそば実と比較して80%程小粒(3.8mm~4.2mm)です。 殻は黒褐色で大変薄い、香り成分の基となる甘皮の割合が多く香り豊か。
また、高いデンプン質による雑味のない甘さ、タンパク質の低い含有による歯切れの良さも特徴です。
中山間地域の環境で150年にわたり「コソバ」の愛称で栽培が続けられ、令和5年7月には「鹿沼在来そば」がGI産品第136号として農林水産省に登録されました。
9月下旬から花が咲き始め、10月頃からは品種特有の茎が赤く色づきます。

GIとは
「地理的表示保護制度」は、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度です。



参考JRL:
鹿沼そば振興会ホームページ


~高尾山にちなんで名付けられたぶどう「高尾」~撮影地:東京都稲城市


tokyo_takaobudo.jpg
東京生まれの希少なぶどう「高尾」は、東京都を代表とする名山である高尾山にちなんで名付けられたぶどうです。
「高尾」は、種が無く、大粒でラグビーボールのような楕円形の果粒で、糖度の高さ、味・香りの良さ、食べやすさで愛されています。
東京都内では、8月中旬から収穫が始まります。贈答用高級ぶどうとして人気があり、直売所や事前予約だけで完売してしまいます。
(写真提供:JA東京みなみ)

参考JRL:
JA東京みなみHP(高尾ぶどう)
東京都産業労働局HP(TOKYOイチオシナビ)


~出荷量7年連続日本一 夏秋なす~ 撮影地:群馬県前橋市


gunma_kasyunasu.jpg
夏秋なす(7~11月出荷)は、群馬県が7年連続で日本一の出荷量(注)となっています。
県内の平坦地から中山間地まで各地に産地があり、栽培管理を徹底して約5ヶ月間収穫しています。
近年は、JA選果場の整備によって出荷労力が軽減され、規模拡大が進んでいます。
群馬県では、野菜重点8品目に位置付け、栽培技術の向上や施設・機械の導入、販売消費 拡大等の取組を支援しています。

(注)農林水産省「令和4年産野菜生産出荷統計」より

参考JRL:
株式会社ワタナベファーム・野菜のソムリエひろ味工房 | ぐんまアグリネット


~有機米栽培水田における除草作業~ 撮影地:千葉県いすみ市


chibaisumisi.jpg
千葉県いすみ市では学校給食用米飯の全量に有機米を取り入れており、その活動は全国的にも大変注目を集めています。
有機米の栽培上の課題は雑草の防除。田植え終了後の約3週間以内の除草作業が大変重要となっています。
乗用除草機をかけた水田では、無数の小さな雑草が水面に浮いていました。
生産者の皆さんは、環境問題に関心を持ち、また、学校給食で有機米を食べる地域の子供たちの健やかな成長を願い作業に取り組んでいます。

いすみ市HP
自然と共生する里づくりの取組

有機給食と有機農業産地づくり



令和5年度農林水産業いとなみと鉄道フォトコンテスト 関東農政局長賞作品「里の田園風景」 撮影地:千葉県市原市


photo_kyokutyousyou.jpg
関東農政局長賞を受賞した、平野さんの作品です。

撮影年月日:2023年5月
撮影場所:千葉県市原市
鉄道会社:小湊鉄道
区間等:上総川~上総鶴舞
撮影者PRポイント:おいしいお米は日々の手入れから、快晴の里に山からまだ少し冷たい風が吹いてくる、電車から聞こえる警笛も清々しく聞こえる。
撮影者:平野 博也 氏

関連ホームページ
農林水産業いとなみと鉄道フォトコンテストのページ

田んぼを使った花畑   撮影地:静岡県松崎市




hanabatake.jpg

静岡県松崎町では、農閑期の水田に数種類の種を蒔き、花畑をつくる取組が行われています。
2月中旬から5月上旬にかけて、約3万m2の広大な水田に色とりどりの花が次々と開花し、辺り一面見渡す限りの花畑となります。
また、3月下旬から4月上旬にかけては、那賀川沿いの桜並木も一緒に楽しむことができます。入選作品20点、黒須さんの作品です。

お問合せ先

企画調整室広報班
代表:048-600-0600(内線3106)
ダイヤルイン:048-740-0310