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関東農政局

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3. 環境 【北総中央農業水利事業とは?】

北総中央用水の水質

水質の状況

   北総中央用水は、利根川下流(香取市舟戸地先)で取水しています。家庭雑排水等により河川水が富栄養化となり、アオコ等の発生による水質障害が心配されていました。

   平成15年度から、富里揚水機場貯水槽等地区内の水質調査を行うとともに、学識経験者で構成する「北総中央用水水質保全管理検討委員会」を設置し、水質保全対策に係る検討を行いました。

   検討の結果、水槽に屋根を架け遮光等の対策を行えば、作物の成育に特に問題ないとの見解が得られました。

 

水質対策

   北総中央農業水利事業では、アオコの異常発生の抑制及び砂塵等の混入を防ぐため、調整水槽において、屋根を設置することとしています。さらに、加圧ポンプには除塵施設を設置し給水管の目詰まりを防止することとしています。

   調整水槽に屋根をかけて遮光を行いアオコの発生の抑制、加圧機場にストレーナーを設置し、藻やゴミなどを除去します。 

 

地盤沈下

   本事業地域の多くは、千葉県及び千葉市の環境保全条例により地下水の取水制限がなされている地域です。本事業は利根川から取水した用水を供給する事業であり、水源転換により、地盤沈下の一因とされる地下水取水を抑制する効果があると考えられます。

   北総地域の地盤沈下の現況(平成22年度結果)は、最大で1.81cm/年の沈下で、前年度に比べて減少傾向にあります。(千葉県HP参照)

 

お問合せ先

農村振興部設計課
ダイヤルイン:048-740-0541

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