市民農園について
市民農園とは、サラリーマン家庭や都市住民の方々が、レクリエーションや生きがいづくり、生徒・児童の体験学習などの多様な目的で、小面積の農地を利用して野菜や花を育てるための農園のことをいいます。このような農園はヨーロッパ諸国では古くからあり、ドイツでは「クラインガルテン(小さな庭)」と呼ばれています。我が国では市民農園と呼ばれるほか、「ふれあい農園」や「農業体験農園」などいろいろな愛称で呼ばれています。現在では、市町村や農協、農業者、企業等が主体となり市民農園を開設しています。
市民農園には大まかに2つのタイプ(日帰り型、滞在型)があり、それぞれのニーズに応じて利用することができます。
市民農園の利用方法
1.市民農園を探す
市民農園を探す方法には以下のようなものがあります。
(1)インターネット検索
(2)市区町村や農協の広報誌や掲示板
農林水産省では、開設者から了承を得た市民農園をリストとして掲載していますのでこちらもご活用ください。ただし、募集資格が地域住民に限定される場合がありますのでご注意ください。
2.市民農園の開設者に問い合わせる
開設者によって募集期間や募集方法が異なります。詳細は開設者に直接お問合せください。
3.市民農園に応募する
4.開設者と利用契約を結ぶ
5.利用開始!!
※よくある質問は、こちらから。
近畿の市民農園リスト
【日帰り型】都市住民が自宅から通って利用できるタイプの市民農園です。
【滞在型】宿泊が可能な施設を備えたタイプの市民農園です。
注:ここでの市民農園は、開設主体より了承を得たものを公表しています。
注:利用料金については一般的なものを掲載しており、同じ農園内においても区画の大きさ等により利用料金が異なる場合がありますので、一覧の照会先にお問い合わせ下さい。
よくある質問
Q.利用者の募集はいつ頃あるのでしょうか。 | A.利用者の募集は、市民農園の利用開始より少し前の1~3月に行われることが多いようです。 |
Q.利用の条件はどのようになるのでしょうか。 | A.利用の条件は、開設者との利用契約によって決まることになります。参考にこれまでの実態をみると次のようなものがあります。 (1)利用面積について、一区画あたり50平方メートル未満のものが約8割、50平方メートル~100平方メートル未満のものが約2割となっています。 (2)利用期間について、2年未満のものが約6割、2年以上5年未満のものが約4割となっています。 (3)日帰り型農園の利用料については、農園施設の設置状況により異なりますが、年間5千円未満のものが約5割、5千円~1万円未満のものが約3割となっています。 なお、利用料が無料の農園もあります。 |
Q.利用する場合に注意することはありますか。 | A.利用にあたっては、雑草を繁茂させないよう注意する必要があります。また、農薬の使用についても、人畜に危険を及ぼさないように適切に利用する必要があります。 雑草を繁茂させる等、農園をまったく利用しない場合には、開設主体が利用契約を一方的に解除してよいことになっている場合もありますので、ご注意ください。 |
Q.野菜を全く作ったことがないのですが、大丈夫でしょうか。 | A.市民農園の利用については、利用者が自ら栽培管理等を行うことが原則ですが、開設主体によっては、希望する場合に栽培指導を受けることができる農園もあります。また、作付けの手引きを出している農園もあります。 |
Q.収穫した農産物の販売について | A.市民農園で収穫した作物の販売については、自家消費量を超える分の農産物に関して認められています。詳しくは以下の通知をご確認ください。 市民農園の整備の推進に関する留意事項について(通知)(PDF : 21KB) |
お問合せ先
担当:農地転用係
ダイヤルイン:075-414-9051