農村の現状と課題、農村政策などを講義
- 出張講座「京都大学」-
近畿農政局は、令和3年11月26日(金曜日)、大坪局長が講師となり、京都大学農学部、文学部、法学部の学生36名を対象に出張講座を実施しました。昨年はコロナ禍のため、Webでの講義となりましたが、今回は対面により行いました。
講座では、「農村社会学(農村の現状と施策の方向)」をテーマに、日本の人口減少に伴う農村の担い手不足や高齢化の課題、日本の農地の4割を占める中山間地域の状況や多面的機能などの重要性、農村振興のための施策や取組について、様々な具体例を示しながら説明を行いました。
学生からは、「水田が環境に与える影響」や「担い手への農地の集約により、集落存続には問題が生じないのか」などの質問が出され、農学部の秋津教授も加わって議論を行いました。
講義を行う大坪局長
出張講座について
近畿農政局は、学生の皆さんに対し、食料・農業の現状、関係する政策等を幅広く紹介することを通じて、次世代を担う若い方々に、将来、食や農業、地域の活性化等に深く関心を有し、社会をリードする人材となってもらうことを目的として、出張講座を実施しています。
農産物の生産、食の安全と消費者の信頼確保、和食など、食料・農業・農村に関心をお持ちの大学であれば、学部・学科は問わず、講義・ゼミの1コマ等、ご希望に合わせて対応します。
随時受付をしておりますので、下記ページの「出張講座申し込みフォーム」からお申し込みください。
お問合せ先
近畿農政局企画調整室
担当者:瀧脇、村上