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近畿農政局

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日本の食料事情について講義-出張講座「羽衣国際大学」-

-出張講座「羽衣国際大学」-

令和4年5月13日(金曜日)、近畿農政局大内次長が講師となり、大阪府堺市の羽衣国際大学人間生活学部食物栄養学科の受講生53名に出張講座を実施しました。
大内次長からは、小麦を例にウクライナ情勢を始めとした世界の穀物需給が日本に与える影響や日本の食料自給率の状況、農業従事者の高齢化の問題、新規就農者の状況、農産物や食品の日本からの輸出の状況、食品ロス、「みどりの食料システム戦略」などのテーマについて講義を行いました。特に食料自給率の計算式は国内生産÷国内消費仕向けとなっていますが、公表されている食料需給表を使用し、その算出手順を黒板に記述しながらの説明となりました。
講義後のアンケートでは、興味を持ったテーマとして、ウクライナの情勢と世界の穀物需給と答えた学生が多く、次に日本の農産物や食品の輸出、食品ロス、食料自給率という回答が得られ、現在の世界情勢や日本の置かれている状況に関心が集まりました。




講義を行う大内次長
                                         


講義の様子

近畿農政局は、学生の皆さんに対し、食料・農業の現状や、関係する政策等を幅広く紹介することを通して、次世代を担う若い方々に、将来、食や農業、地域の活性化等に深く関心を有し、社会をリードする人材の育成を目的として、出張講座を実施しています。 農産物の生産や食の安全と消費者の信頼確保、和食に関すること等、農業や農村、食料等に興味・関心のある大学であれば、学部・学科は問わず、講義・ゼミの1コマ等、御希望に合わせて対応します。 随時受付をしておりますので、下記ページの「出張講座申し込みフォーム」からお申し込みください。

https://www.maff.go.jp/kinki/kikaku/senryaku/syutyoukouza.html


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