GFPオンラインセミナー from Osaka ~コロナに負けない農林水産物・食品輸出~を開催
近畿農政局は、令和2年6月11日(木曜日)に大阪市において、「GFPオンラインセミナー from Osaka ~コロナに負けない農林水産物・食品輸出~」をGFP会員を対象にオンライン形式で開催しました。本セミナーは、新型コロナウイルスの感染拡大により農林水産物・食品の輸出に影響が生じる中、現地の小売事業者・輸出を継続している商社・物流事業者等から、輸出への影響や解決に向けた取組の情報を共有いただくことで、輸出に取り組もうとする事業者の問題解決へのヒントや、アフターコロナを見据えた輸出の在り方を検討するために開催し、日本全国・海外からオンラインにて約1,300名の視聴がありました。
近畿農政局長による開会挨拶の後、アクセンチュア(株)の小栗氏から、「コロナに負けない農林水産物・食品輸出 ~withコロナ時代における輸出のヒント~」と題して説明し、次に香港貿易発展局のリッキー・フォン氏から香港市場の現状について、(株)シティ・スーパー・ジャパンの田屋氏から香港等における日本産品の取扱状況について説明がありました。
次に商社による輸出継続事例の紹介として、(株)萌すの後藤社長からシンガポール向け日本産品輸出の状況について、クラウン貿易(株)の山根氏から欧米向け加工食品の状況について説明し、卸売業者による輸出継続事例の紹介として、東果大阪(株)の緑氏から輸出の取組に関する説明がありました。
最後にコロナウイルス影響下における輸出物流の現状として、日本通運(株)の立木氏から航空貨物業界を取り巻く環境変化について説明があった後、「輸出物流最前線」をテーマとして、大阪市港湾局、(株)上組、関西・食・輸出推進事業協同組合、(株)シティ・スーパー・ジャパン、関西エアポート(株)の担当者によるパネルディスカッションを行い、農林水産省からはコロナ対策補助事業等に関する情報提供を行いました。
セミナー終了後には有志によるオンライン交流会が開催され、活発な情報交換が行われました。
参加者からは本セミナーに満足したとの声が大半で、「コロナ禍で堅調な食品市場・他事業者の取組をみて感銘を受けた。是非とも連携したい」「チャットでは建設的な質問が多く参考になった」「香港から参加することができ、効率的に情報収集ができた」等の声をいただきました。
近畿農政局では、今後も輸出継続・輸出拡大に向けた取組を行ってまいります。
関連ページ
GFP(農林水産物・食品輸出プロジェクト) (本セミナーの動画及び資料が掲載されています(閲覧には登録が必要))
輸出セミナー&情報交換会 (これまでの開催情報がご覧いただけます)
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近畿農政局 大坪局長による開会挨拶 |
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香港貿易発展局大阪事務所 リッキー氏からの説明 |
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東果大阪(株) 緑氏からの説明 |
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質疑応答の様子 (回答者はクラウン貿易(株)の山根氏) |
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パネルディスカッションの様子 |
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オンライン交流会の開会挨拶を行うジェトロ大阪の根本本部長 |
お問合せ先
経営・事業支援部輸出促進課
担当者:太田
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