丹波黒大豆を世界へ
兵庫県丹波篠山市|小田垣商店

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輸出の概要
輸出に取り組む企業 担当者インタビュー 
――小田垣商店さんは、平成27年から、丹波黒大豆の加工品の輸出に取り組まれたそうですね。課題は、ありましたか?
(木村)
はい。当初は、物流手段や物流コスト削減、物流効率向上のためのノウハウ不足が課題でした。 また、 丹波黒大豆は、高価なため、安価な外国産や国内他県産黒大豆商品との競合も課題でしたね。
――その課題にどうやって対応されたんですか。
(木村)
ノウハウ不足については、ジェトロ専門家によるアドバイス・支援を受けられたのが大きかったです。 また、安価な外国産の大豆と差別化するために、自治体などと連携して海外向け広報素材を制作しました。
――広報戦略で差別化を?
(木村)
はい。ブランド構築に向けて、標記統一(“TAMBAGURO”) を活用しました。また、ジェトロ・自治体と連携して海外向け広報素材を制作しました。海外見本市や国内・海外商談会を活用した定期的な情報発信・商談や現地小売店での試食販売会の実施なども行いましたね。
――その結果が、現在の販路開拓につながったわけですね?
(木村)
ええ。香港における日系高級スーパーでの販売、ベーカリーにおける販路開拓に、つながりましたね。
――今後は、賞味期限の延長についても検討されているそうですね。
(木村)
賞味期限の延長は、輸出に取り組む上で重要な要素ですから、検討したいですね。他にも、有職者も交えた、外国産・他県産黒大豆との差別化の再検討を行いたいですし、業務用販路の構築に向けた香港・台湾等の外食産業市場の販路開拓も行いたいです。丹波黒枝豆は大きさも味も負けない。日本一の枝豆として海外に発信していきたいです。
――ありがとうございました。
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