プレスリリース
「総合防除の普及推進を図るための令和6年度全国キャラバン (近畿地区)」の開催及び参加者の募集について
農林水産省は、みどりの食料システム法とともに成立した改正植物防疫法に基づき、指定有害動植物の総合防除を推進するための基本的な指針(総合防除基本指針)を策定し、化学農薬のみに依存しない、発生予防を中心とし、天敵などのさまざまな手法を組み合わせた「総合防除(IPM)」を推進しています。
このたび、近畿における総合防除の普及推進を図るため、地域の病害虫防除の中心的役割を担う、府県等職員、農業者団体、農業者等を対象として、「総合防除の普及推進を図るための令和6年度全国キャラバン(近畿地区)」を開催します。産地での具体的な取組事例、新規技術や課題の共有を通じて各地域における総合防除の普及推進に向けた気運の醸成を図ります。
1.開催日程及び場所
日時:令和6年10月30日(水曜日) 13時~17時
場所:近畿農政局(京都市上京区西洞院通下長者町下る丁子風呂町)1階第1会議室(オンラインによる参加も可能です)
近畿農政局アクセス・地図
ご来局の際は、公共交通機関等の利用をお願いします。
2.プログラム
【第一部:産地で普及が進められる取組や今後期待される技術について】
(1)総合防除の推進に向けて
農林水産省 消費・安全局 植物防疫課
(2)グリーンな栽培体系への転換サポートによる取組
(ア)「中丹米振興協議会の取り組みについて」
京都丹の国農業協同組合 営農経済部農業振興課 澤田 誠 氏
(イ)「いちご施設栽培におけるIPMの取組について」
大阪府 環境農林水産部農政室 山本 陽子 氏
(3)JAグループにおける環境負荷低減の取組について
全国農業協同組合連合会 西日本営農資材事業所 TAC・生産対策課 尾崎 大輝 氏
(4)総合防除の普及に資する新たな技術について
「大豆栽培における難防除雑草の総合防除」
農研機構 西日本農業研究センター 浅見 秀則 氏
【第二部:総合防除の普及拡大に向けた課題や対応策等に係る意見交換】
(1)都道府県における総合防除の普及に向けた方針や具体的取組み
「奈良県の総合防除における生物的防除法について」
奈良県病害虫防除所 藤森 颯太 氏
(2)総合防除の推進に向けた課題及び提案
(ア)「薬剤抵抗性対策は「総合防除・IPM」を基盤に!」
農林害虫防除研究会 常任幹事、日本農薬学会 常任評議員、日本曹達株式会社 山本 敦司 氏
(イ)「天然物由来製品の普及・推進について」
住友化学株式会社 アグロ事業部 鈴木 欣也 氏
(3)講評
京都大学大学院 農学研究科 教授 日本 典秀 氏
(4)IPM実践指針の改定に向けて(意見交換含む)
農林水産省 消費・安全局 植物防疫課
3.申込方法
キャラバンへの参加を希望される方は、以下の申込フォームから、必要事項を入力の上、お申込みください。(電話でのお申込みはご遠慮ください。)
〈申込フォーム〉
オンラインでの参加:(Teamsで開催予定です。)
対面での参加の場合は、お一人ずつ申込フォームにてお申込みください。
申込みされた方には、10月28日(月曜日)までに説明資料及び参加URL(オンラインのみ)の案内メールを送信いたします。案内メールが届かない場合は、下記お問合せ先にご連絡ください。
当省ドメイン(@maff.go.jp)からのメールを受け取れるようにしてください。
申込多数の場合は先着順となり、参加いただけない場合はご連絡いたします。
お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、キャラバン運営以外には使用しません。
申込期限:令和6年10月21日(月曜日)17時00分(※ 定員になり次第、受付を終了します。)受付は、終了しました。
4.受付について
〈対面参加〉12時15分から1階第1会議室で受付を開始します。
〈オンライン参加〉キャラバン開始30分前(12時30分)より入室いただけます。
5.報道関係者の皆様へ
報道関係者で取材を希望される方には、別途席を御用意しますが、上記「3.申込方法」に従いお申込みください。
その際、報道関係者であり、取材を希望される旨を必ず明記してください。
当日は受付で記者証等の身分証を御提示いただきますので、あらかじめご了承ください。
6.添付資料
7.参考
他地域の開催情報は、以下のリンクをご参照ください。
総合防除の普及推進を図るための全国キャラバン(令和6年度)(農林水産省へリンク)
みどりの食料システム法について(農林水産省へリンク)
お問合せ先
近畿農政局 消費・安全部 農産安全管理課
担当者:平・野村・宮路
代表:075-451-9161(内線2296)
ダイヤルイン:075-414-9035