令和3年度近畿地域飼料増産推進研修会の開催概要について
飼料価格の高止まりや肥料価格の高騰で自給飼料の増産及び地域資源の効率的な利用の推進が一層重要となっています。 このため、飼料作物優良品種を用いた採草地の植生改善を検証し、管内の自給飼料生産・利用の拡大、飼料自給率向上に資することを目的として研修会を開催しました。 |
採草地の植生改善の検証
近畿農政局では、独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場及び公益社団法人畜産協会わかやまの協力により、飼料作物優良品種普及のため草地植生の改善について検証し、約20名の方に御参加いただきました。
日時及び場所
日時
令和3年7月19日(月曜日)10:30~12:00
場所
飼原牧場(和歌山県紀の川市粉河)採草ほ場
内容
「飼料作物優良品種種子普及事業に係る取り組みについて」
独立行政法人家畜改良センター 茨城牧場長野支場 支場長 杉中求氏
配付資料はこちら ↓
「採草地の実証展示の様子」
採草地に適した優良品種(オーチャードグラス・フェストロリウム)を作付けしたほ場 草丈は40cm程度で倒伏はほとんど見られない。
倒伏しにくいので刈りやすく、ロスが少ないため高収量が確保可能。 高品質な粗飼料の生産に貢献。
植生改善実証展示の概要
飼原牧場では令和2年度から植生改善に取り組んでいます。
これまでの概要はこちら ↓
今後も取組みの様子をご紹介していきます。
参考資料
奨励品種等の一覧(2021年9月末時点、全国)
優良品種の活用について(農林水産省にリンク)
お問合せ先
生産部畜産課
担当者:余田,津江野
代表:075-451-9161(内線2335,2385)
ダイヤルイン:075-414-9022
FAX番号:075-451-5337