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近畿農政局

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個人ではできないことでも農業法人であればできる

   就農法人名     :株式会社アグリケーション
   氏         名     :竹内  真輝(28歳)
   勤   務   地     :滋賀県草津市
   就農前の学校  :京都産業大学
   就 農 時 期     :2017年4月
   法人の営農類型:野菜作経営(ねぎ)
                          施設 約4ha(130棟)、露地17ha
   勤 務 内 容     :ねぎの栽培管理
   勤 務 条 件     :勤務時間10時間(うち1時間休憩)
                          月休7日
  
●就職先として農業を選んだ理由を教えてください
   農業は生きていくために必要な「食」を生み出す仕事であり、今後も必要とされ続ける業種として魅力を感じました。
   また、型にはまったような定型的な業務ではなく、日々業務内容が変動するような仕事をしたいと考えたとき、農業は自然や天候の影響を受けて、その都度対策を練り対応することなどにやりがいや楽しさがあると感じ、中でも野菜の栽培に興味を持つようになりました。

●雇用される形で就農した理由を教えてください
   農業に興味を持ったものの、何の知識(体験)もないため独立した就農をするのは厳しいと思い雇用就農を考えました。
   農業に興味を持って就職活動を始めたため、他の産業への就職は考えず、大学卒業後すぐに雇用される形で就農しました。

●雇用先を決めた経緯を教えてください
   インターネットで検索するのが就活の基本であると考え、「就職   農業」で検索すると農業求人サイトの「あぐりナビ」が出てくるので、そのサイトを利用しました。
   まず前向きに規模の拡大や先を見据えた発展的な経営をしているアクティブな会社であり、かつ地元滋賀県で1品目に絞った経営をしている会社を探しました。
   作物の種類や細かい内容は気にしませんでした。また、休みや収入は参考程度には考えていましたが、会社の雰囲気が重要であり、雇用先の会社紹介の内容に惹かれ、選びました。

●農業に関する技術はどこで学びましたか
   雇用先での体験が主です。
   また職場が開催してくれる勉強会や外部の方のお話でも知識を深める機会がありました。

●就農にあたって何か資金面での支援を受けましたか
   支援は受けていません。

●農業法人に就職して良かった点、気付いた点を教えてください
   自分の能力がつくまでは経営などに関して不安を負わなくて済むということは良かった点だと思います。また資金面や機械設備面で余裕があり、新たなチャレンジにも取り組むことができます。
   どのようなペースで仕事をするか、各業務でのノウハウなども法人就職だからこそ早い段階で得ることができるものだと思います。

●今後の目標  
   このまま雇用就農を継続するつもりです。
   法人であるからこそできる大規模な取組や働き方があると思います。
   それが私にとっては魅力的であり、生活スタイルに合っているからです。

●雇用される形での就農を考えている方へのメッセージ
   『個人ではできないことでも農業の法人であればできる』ということはたくさんあります。
   施設整備や新たな品目への挑戦など、需要に見合った対策にすぐ対応できるのも、法人の力だと思います。また自分一人がすべてを背負う必要もありません。
   就農直後は体力や力がなく、何もかもが重く体がもたないと思うこともありましたが、身近な仲間と支え合いながら農業の知識を深め、成長を感じ、会社の発展に貢献することは雇用就農の魅力であり、やりがいであると思います。


お問合せ先

経営・事業支援部経営支援課

代表:075-451-9161(内線2793)
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