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近畿農政局

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先輩方から多くを学び、果樹の栽培技術を磨きたい

   就農法人名     :株式会社  堀内果実園
   氏         名     :角田 奏絵さん
   勤   務   地     :奈良県五條市
   就農前の学校  :奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校(令和3年3月卒業)
   就 農 時 期     :令和3年4月
   法人の営農類型:露地果樹(柿、梅、すもも、ブルーベリー、りんご、ぶどう等)
                           の生産、加工及び販売
   勤 務 内 容     :果樹(主にりんごを担当)の栽培管理
                       (整枝、剪定、袋掛け、収穫作業等)
   勤 務 条 件     :勤務時間 通常  8時00分~17時00分(8時間)
                         サマータイム(7月~9月初旬)
                         7時00分~12時00分、15時30分~18時30分(8時間)
                         週休   1日
                         有給休暇日数   14日
  
●就職先として農業を選んだ理由を教えてください
  将来、自然と関われる仕事がしたいと考え、職業として農業を学びたいという思いから奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校(以下「NAFIC」という。)に入学。授業で木に触れる楽しさを経験したことで果樹を専攻し、果物全般を栽培してみたいと考えるようになりました。

●雇用される形で就農した理由を教えてください
  NAFICで2年間学んだだけでは、独立就農する自信がもてず、雇用就農で栽培技術をしっかり学びたいと思い、インターンシップ実践実習でお世話になった株式会社堀内果実園(以下「堀内果実園」という。)に就職しました。

●農業に関する技術はどこで学びましたか
  NAFICのアグリマネジメント学科で、栽培技術や農業経営などを学びました。

●就農にあたって何か資金面での支援を受けましたか
  NAFIC入学時には、具体的な就農希望がなかったため就農準備資金は活用しませんでしたが、就職先の堀内果実園が雇用就農資金を活用しました。

●農業法人に就職して良かった点、気付いた点を教えてください
  現在は、入社前に退職された従業員の後を引き継ぎりんごの栽培を担当していますが、堀内果実園では多品目の果樹を栽培しているため、独立就農では得られない様々な果樹の栽培技術を学ぶことができます。経験豊富な栽培担当の先輩方に、冬の剪定作業から収穫時を考えて樹形を整えておくなどのアドバイスを受け、果樹に合わせた剪定や摘果などのニュアンスは現場で初めて知り得るものだと実感しました。今は、基本的な作業であっても作業効率を意識して取り組んでいます。

●今後の目標  
  作業が分担制になっているので、農薬使用など果樹栽培の全ての作業を習得することと様々な果樹の栽培技術を身に付けたいと思います。
  将来は自分の園地を持つことが理想ですが、今は栽培技術を身に付けて、担当しているりんごの栽培を極めたいと思います。

●雇用される形での就農を考えている方へのメッセージ
  雇用就農は経営を学びながら、栽培技術の習得に専念できる環境にあることが良いところだと思います。果樹の栽培はまだ思い通りにいきませんが、手間をかけた分良いものができる楽しみがあります。不作の年や病害虫の被害にあうなど農業は厳しさもありますが、その経験が次に良いものを作るきっかけになり、作業に反映できる楽しさがあるので、農業はやりがいのある仕事です。

お問合せ先

経営・事業支援部経営支援課

代表:075-451-9161(内線2793)
ダイヤルイン:075-414-9055