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近畿農政局

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キラリ現場にて(2017年1月)

近隣からの借入地で多種類の品目を栽培!~篠山市 湊 友加さん~



 湊友加(みなとゆか)さんは、組合員4名の「農事組合法人なちゅらるはーもにー」代表として、夫婦、両親、従業員2人(うち、新規就農1人・10代の男性)、パート雇用2人で農作業を切り盛りしています。
 湊さんに農業での取組と、将来の夢等を伺いました。
 15年程前に実家で両親と共に約50aで水稲と野菜栽培を始め、本格的に取り組むため、2年後に法人を立ち上げました。
 その後、近隣から耕作依頼を受けているうちに、徐々に借入地が増加し、公庫資金の活用、建築等の知識のある家族の協力等により、経費の節約等を工夫し効率的に農業経営を行ってきました。
 現在は、自作地1.4ha、借入地約27haまで拡大し、水稲、黒大豆を 主力として、枝豆、小豆、ハウスぶどう、露地野菜を栽培しています。
 子供を育てながらの農業だったので、苦労をしましたが、県下女性 農業者の会のメンバーの中に入って視野が広がったことなど、農業を やっていて良かったと思っています。
 将来は、小学校4年生の娘が大きくなったら一緒に農業をやってく れると言っているので、娘と農業ができたらいいなと考えています。

災害を機に地域で会社を起ち上げ農業活性化の取り組みを開始!~淡路市 (株)五斗長営農組合~

五斗長営農組合のみなさん

 平成28年度「豊かなむらづくり全国表彰事業」の近畿ブロックで農林水産大臣賞等を受賞された淡路市の(株)五斗長(ごっさ)営農に地域での取り組みを山本さんと高田さんに伺いました。
 五斗長地区は棚田が中心の水田地帯でしたが、平成16年の台風災害により棚田が崩れる等の被害を受けました。
 復興、更なる発展に向けた話し合いを通して50戸からなる地域が一つにまとまることができたことから、平成18年のほ場整備と合わせて、平成19年に営農組合を結成し、平成21年には(株)斗長営農へ移行しました。
 これら取組の中で、地域と会社が一体化した組織化や運営を心がけたほか、事業面では地域農業の担い手の明確化、水稲、玉ねぎづくりを中心に農地13.5haの集積、機械施設整備、カフェ開設等を進めました。
 既にに法人化していたことから、各種事業申請、資金調達等が円滑に進み、新しい販売先も開拓でき、収益も確保され活性化が図られています。
 今後も、地域と会社の一体感を保ちつつ、五斗長垣内遺跡を含め、地域文化へ誇りを持ち、安心して暮らせる「まち」づくりに貢献したいと思っています。




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