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近畿農政局

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キラリ現場にて(2017年2月)

未来の農業のために日々丁寧に仕事を進めています~たつの市 八木 隆博さん~

博農の皆さん

 季節野菜を幅広く生産、出荷されている、株式会社博農(たつの市)の代表取締役八木隆博さんは、経営や栽培を行いながら、県農業法人協会会長として忙しい毎日を過ごされています。農業経営と法人協会の取り組みを伺いました。
 当初は個人経営でしたが、農業経営強化のため平成24年に(株)博農を起ち上げ、収穫で沢山の笑顔を得る会社として規模拡大を進めパートタイマーを含む10名の従業員と共に、約3haの農地で大根、人参を中心に多様な季節野菜を栽培しています。
 また、丁寧に仕事をする野菜栽培のプロ集団として実需者ニーズに応えた契約栽培で差別化しているほか、用途に適した加工向け栽培を拡大するなど工夫し安定経営を実現しています。
 県内農業は消費地が近く販売先に恵まれていますが、県農業法人協会では、経営力をより高めるため、県外の有力大規模法人を訪ね農業経営、販売姿勢などを学び、会員の経営改善の契機となるよう心がけています。
 また、新たな農業法人にも積極的な参加を呼びかけ、共に頑張っていきたいと考えています。

食と農を守るため、農家女性のグループ「かあちゃんず」結集!~相生市 食と農を守るかあちゃんず~

かあちゃんずの皆さん

 地産地消等優良活動表彰で近畿農政局長賞を受賞された「食と農を守るかあちゃんず」代表の勝谷公美子さんに取り組みの特徴や方針等を伺いました。
 かあちゃんずは、相生市内で農産物の直売や加工品の生産販売など地産地消に取組む農家女性60名6グループで活動中です。
 現在相生市内は、進出企業の事業縮小化等により地域の人口が減っていく中で活性化が課題となっています。各グループも相生市内の活性化につながればと個々で活動していましたが限界があり、平成19年に市の呼びかけによりネットワーク化が行われ、「食と農を守るかあちゃんず」として一緒に取り組むようになりました。
 最初はとまどいながらの活動でしたが、かあちゃんずの活動をPRする手法として、相生市特産の「みそ」と「ゆず」を使った「ゆずみそ」を商品化しました。
 「ゆずみそ」は、モンドセレクションで優秀品質銀賞を受賞し、品質に高い評価をされたことが自信に繋がりました。売れ行きは好調で、活動を広めることができるようになり、忙しくなりましたが、メンバーの繋がりは一層強くなっています。
 私たちは、農業を通して相生がもっと元気になり、若いお母さんたちにも仲間に入ってもらえるよう、更に取り組みを広げていきたいと考えています。




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