「食と健康に繋がる畑づくりを目指します!」(2021年6月)
株式会社パソナ農援隊淡路事業部において、生産チーム農場長を務めておられる、村田善紀さんにお話しを伺いました。

農業を始めたきっかけは
高校卒業後はプロサッカー選手を目指して2年間のイギリス留学を経験しました。
帰国後に就職した地元企業が農業に参入したことで、そこでたまねぎ作りなど生産、流通の面から多くの農業関係者の方々にお世話になり、約1年前にご縁もあって今の会社に就職しました。

どのような生産活動をされていますか
特徴的な取組はされていますか
農援隊の生産チームは、兼務の社員を含めて8名体制で、たまねぎ、ほうれん草、レタス、ネギ、ハーブ(香草)など、自社レストランへ新鮮な野菜を供給するため少量多品目を生産しています。
その需要に応えることが当面の目標ですが、社員には、失敗を恐れずやりたい品目にトライし、こだわりを持った野菜づくりを目指して欲しいと伝えています。
私自身は有機農法での栽培や土づくりの研究を行い、微生物の力を借りて分解させたオリジナル堆肥の活用に向けた実証を行っています。
将来的には自社のレストラン部門や加工部門から出る残渣の全量を堆肥化し、自社内での資源循環型農業を目指すとともに、その取組が淡路島全体の農業に貢献できるよう繋げていきたいです。

軽トラ市で玉ねぎと人参ジュースを販売
(淡路市岩屋シェフガーデンのマルシェにて)
今後の目標や挑戦したいことは
パソナハートフル所属の障がい者の方々に農作業を体験してもらっています。
メンバーには畑の作業を覚えてもらい、障がいがあっても思い切って仕事が出来るような環境作りを行うことで、近隣の施設の方々も一緒に仕事がしたい!と思われるような職場にすることが目標です。
また、グループが目指す「食と健康に繋がる畑づくり」を実現するための取組を軌道に乗せ、自社での食料自給率100%を目指しながら、レストランのシェフが、直接、仕入れたい野菜を畑に来て選んでもらえるような畑づくりを目指していきたいです。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
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