夏は「たじまピーマン」冬は「ネギマッチョ」に全力集中!(2021年8月)
豊岡市但東町で、ピーマン、白ネギ、水稲を栽培されている「善一郎農場」の能勢明宏さんにお話を伺いました。

農業を始めた経緯
最初の仕事は自衛隊に始まり、ホテル、引っ越し屋そして居酒屋など、いろいろと経験しましたが、就農のきっかけは居酒屋の系列農場が北海道にあり、そこで働きたいと思っていたところ希望が叶い、3年半有機農業に取り組むことができました。
その後、30歳の時に豊岡市へUターンし、1年間豊岡市農業スクールで研修をうけ卒業後、善一郎農場を始め今に至っています。

たじまピーマン
どのような農業をされていますか
たじまピーマンを栽培するのに、うちでは果肉を厚くするため地表面の温度を下げる目的で銀黒マルチを使用しています。銀マルチとかほかの物も使用しましたがこれが一番合っているようです。
あと、拍動湛水装置からの水に酸素量を多く含ませるための工夫も行っています。それによりピーマンの根張りがよくなり、病気の被害を減らして歩留りの向上に努めています。
白ネギは豊岡市内の若手野菜農家らでつくる「ネギ人生産組合」で冬の積雪下でも収穫できる白ネギに着目し、新ブランド「TAJIMAネギマッチョ」の作付けをおこない、販路も関東及び関西に独自に拡大することができるようになりました。
TAJIMAネギマッチョは冬期間の安定的な収入源になるよう期待しているところです。

拍動湛水装置
今後の夢や目標は
自分で作った野菜などを提供できる飲食店を開店したいと考えています。
それにはまず安定した収入が得られるよう規模拡大等をおこない、法人化を目指していきたいと思います。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941(内線242)
ダイヤルイン:078-331-5924
FAX番号:078-331-5177