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近畿農政局

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有機で地域のハブを担いたい! ~株式会社やがて・黒瀬啓介さん~

丹波篠山市で、有機JAS認証を取得した、丹波黒枝豆・丹波黒大豆丹波大納言小豆、オーガニックローズオーガニックハーブなどを生産されている「株式会社やがて(Earth color garden)代表取締役の黒瀬啓介さんにお話を伺いました。


自社の商品を手にする、黒瀬啓介代表(右)と同社マーケットガーデナーの佐藤文博さん


就農のきっかけや株式会社を設立された経緯は

2010年に妻の実家がある篠山に移住しました。

広告会社に勤務する傍ら、黒豆栽培の手伝いをしていましたが、耕作放棄地が増え山林化する農地を見るにつけ、このままではいけないと思い、失われていく「地域の自然・文化環境を再構築し、
やがて持続可能な理想郷を実現し、次代に進化続ける地域をつくるための道を切り拓く」ことをモットーに、2019年に「株式会社やがて」を設立しました。





丹波黒枝豆(上)と加工製品のローズティー、黒豆茶




現在の経営概況や活動状況は

現在約8haの農地で、丹波黒大豆を6ha(うち半分は丹波黒枝豆)、丹波大納言小豆を30a水稲1.3haオーガニックローズやバジル等を30a 作付けしています。

また、有機農産物の生産以外に、黒豆茶等の加工品製造を始め、耕作放棄地を活用した錦鯉やホンモロコの養殖事業、養蜂も行っています。

販売先は大手流通企業への出荷が主で、最近では自分の目で見てここならと思った店頭にも置いていただいています。






耕作放棄地を活用した錦鯉の養殖



今後について

今後は、山際の耕作放棄地での栗栽培や竹林の整備をし、竹の堆肥利用など、里地・里山を守りながら、『地域の有機農産物のハブ』になれるよう、生産・小分け・加工を担っていきたいです。


  

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点
代表:078-331-9941
ダイヤルイン:078-331-5924