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近畿農政局

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まずは、しっかりしたトマトづくりを行うこと

兵庫県姫路市  株式会社ライフデザイン阪急阪神  下余部ファーム

ライフデザイン阪急阪神は、姫路市において、2019年から温度・日射量を調整した5連ハウス3棟でフルーツミニトマトを栽培しています。
就業時間を月曜日~土曜日の8001645とし、およそ50名の方々で、年間80t程度の収穫を行っています。
今回は、二橋さんと松田さんにお話をお伺いしました。

株式会社ライフデザイン阪急阪神は、阪急阪神ホールディングス株式会社の100%子会社で、新規事業の創出や創業を支援する活動を目的とした会社です。










今回お話を伺いました、二橋さん(手前)と松田さん(奥)

 

主力商品は「トマフル」のブランド名で主に兵庫県内や大阪府内の百貨店やスーパーマーケットなどで販売しているフルーツミニトマトです。
また、ふるさと納税の返礼品にも使用されています。
加工品は、ミニトマトのコンフィチュールやコールドプレスジュースなどを主にインターネットで販売を行っています。

ハウスごとに栽培時期をずらすことで1年中収穫を行っています。
「大きさや、割れの関係からどうしても出荷できないミニトマトを廃棄するのはもったいないため、コンフィチュールなどの加工品にしています。」

左から、ミニトマトのコンフィチュール、ミニトマト、ミニトマトのコールドプレスジュース

お伺いした時は、少し肌寒い日でしたが、ハウス内は暖かく、過ごしやすかったです。

写真からハウスの大きさをお伝え出来ないのが残念です。









ミニトマトを栽培しているハウス内部
(画像提供:(株)ライフデザイン阪急阪神)

 

茎が高くまで成長しているため、従業員の方も台の上で作業を行っています。













       作業風景 

 

   たわわに実ったミニトマト(画像提供:(株)ライフデザイン阪急阪神)
 

「ミニトマトは農作物であるため、需要がある時に急に収穫量を増やすことができず、また、たくさん収穫できたからと言って必ずしも全てのミニトマトを買ってもらえるものでないところが難しいですね。」












「この農園でミニトマトを栽培して4年になりますが、今はこの農園でミニトマトをしっかり栽培し、土台を固め、会社経営の将来に備えたいです。」とおっしゃっていました。









収穫作業
もくもくと一つ一つのミニトマトを丁寧に扱っているのが印象的です

 


「加工施設を設置することは投資コストが大きいため、当社では、外部の会社にコンフィチュールなどの加工品の製造をお願いしています。

まずは外部の会社に加工品の製造をお願いし、販売は自社で行うことで、商品の販売動向を把握する。それから施設投資を行うことも6次産業化の一つの方針ではないでしょうか。」との言葉が印象的でした。




トマフル公式HPhttps://tomaful.com/

ミニトマトを栽培するハウス
(画像提供:(株)ライフデザイン阪急阪神)

 

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点

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