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近畿農政局

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りんどうを千種町の特産品に

宍粟市千種町で、りんどう、ハボタン、花苗・野菜苗などを育てるK.farm代表の前田敬太さんにお話を伺いました。

ケイファームの前田さん

就農したきっかけは?

実家が農業を営んでおり、子供の頃から収穫などを手伝っていたため、日頃から農業を身近に感じていました。
高校卒業後、兵庫県加西市にある農業大学校に進学し、花きの専攻で多くの時間農業を実際に体験することで、作物を育てる楽しさや喜びを感じ、将来農業関係の仕事に就きたいと思うようになりました。
その後、JAの農業部門に就職し、農家の方に営農のアドバイスなどを行うなかで、自分も農業をしてみたいと思い、地元宍粟市の千種町で就農しました。


ケイファームのりんどう畑

どのような農業をされていますか?

宍粟市の北西部に位置し、標高が高く、冷涼な気候の千種町で家族経営を行っています。
特に、日当たりがよく涼しい気候を好み、千種町の気候に適したりんどうの栽培に力を入れています。卸売業者から花きの栽培を勧められ、りんどうを見た際、鮮やかな色の花に惹かれ育てることを決めました。
倒伏防止のため、フラワーネットを設置し、高温障害対策に白色のマルチを張り、紫、ピンクなどの様々な色のりんどうを栽培しています。
収穫したりんどうは主に卸売市場へ出荷していますが、宍粟市一宮町の直売所でも購入することができます。鮮やかな色の花が咲き、見ていただいた方に喜んでもらえることが何よりのやりがいとなっています。

りんどうの花

今後の展望は?

今後は地域の方とも協力し、宍粟市内でりんどうの栽培面積を拡大していきたいです。いずれは産地化を行い、りんどうを宍粟市の特産品として普及させたいと考えています。
また、りんどう以外の多年草の栽培にも挑戦し、花きの栽培を通じて地域を盛り上げていきたいです。

お問合せ先

近畿農政局兵庫県拠点

ダイヤルイン:078-331-5924