地域を盛り上げる「島の芸農人」
南あわじ市でたまねぎやブロッコリーを中心とした露地野菜の栽培、無人直売所の運営をしながら、淡路人形浄瑠璃の三味線奏者として活動している木田朱美さんにお話を伺いました。

【木田 朱美さん】
農業を始めたきっかけは?
高校卒業後、淡路島の伝統芸能「人形浄瑠璃」の三味線奏者として淡路人形座に30年間所属しました。2020年に座を退団し、南あわじ市で農業を営む親の力になりたいと思ったのがきっかけです。

【三味線を演奏する木田さん】
「島の芸農人」とは?
きちまる農園株式会社を経営しながら、三味線奏者として三味線教室やセミナーでの講話、イベントの企画を行っています。3月にはベトナムの伝統芸能と淡路人形浄瑠璃のコラボイベントを企画しました。
たまねぎの収穫等、時期によって農業が忙しくなりますが、バランスをとりながら農家と三味線奏者の二刀流で活動しています。

【無人直売所 小屋まる】
無人販売所「小屋まる」とは?
出荷規格を満たさない野菜をどうにかしたいと運営を開始した共同無人直売所です。現在、37名の農家から野菜等が出品され、南あわじ市のほか、洲本市や神戸元町のカフェでの販売も行っています。
壁には手作りの紹介ポップを飾り、防犯カメラに付属したスピーカーで遠隔の接客やバーコード決済の利用も可能です。

【小屋まるの店内】
毎日訪れるお客さんや談笑の場として利用される方もおり、直売所が地域コミュニティを生み出す場となっています。
神戸元町にある2号店への配送は、小屋まるの取組に賛同した淡路交通さんにご協力いただいて、バスで野菜を運送し、従業員の方が荷下ろしから陳列まで行ってくれています。
売れ残った野菜は、カフェの料理に使い食品ロスを生まないよう工夫しています。

【栽培中のたまねぎ】
これからの展望は?
農業は人間の命を支える食べ物を作る職業。芸能は地域に根付く素晴らしい宝だと思います。
これからも半農半芸という自分らしいスタイルで地域を盛り上げ、それぞれの魅力を発信していきます。
お問合せ先
近畿農政局兵庫県拠点
ダイヤルイン:078-331-5924




