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「兄として誇れる仕事を」で意見発表の部 最優秀賞を受賞

令和8年2月17日~19日に開催された令和7年度全国農業大学校等プロジェクト発表会・意見発表会における意見発表の部において、兵庫県立農業大学校畜産専攻の土井勝矢さんが最優秀賞(農林水産省経営局長賞)を受賞されました。同部門では、同校の学生が2年連続で最優秀賞に輝いています。
土井さんにこれまでの歩みや現在の取組、将来の目標についてお話を伺いました。


【牛舎で子牛を見守る土井さん】

畜産を志したきっかけは?

曽祖父母が淡路島で但馬牛の繁殖経営を営んでおり、幼い頃から牛は身近な存在でした。動物が好きで、当時は獣医や動物園の飼育員に憧れていました。
転機となったのは、体調を崩した曽祖父が牛飼いをやめる決断をしたときです。中学生の頃に、牛が減っていく寂しさの中で牛舎を残したいという思いが強まり、母とともに継承を願い出て、畜産の道に進むことを決意しました。

農業大学校ではどのようなことに取り組んでいますか?

農業大学校では、講義と実習を通じて牛の飼養管理等について学んでいます。繁殖牛舎を担当し、分娩対応や子牛の管理等の実践的な技術の習得に励んでいます。難産の際には、獣医師と連携しながら臨機応変に対応しています。大変な場面もありますが、無事に生まれたときには大きな喜びを感じます。
また、農業大学校を選んで良かったと感じるのは、人に恵まれたことです。寮生活等を通じて、専攻や学年を越えた交流が広がり、将来の目標に向かって切磋琢磨する日々を送っています。

就農後に実践したいことや将来の目標は?

今後は、家業である畜産を継承し、経営規模の拡大により、安定した経営の実現を目指していきます。
さらに、農福連携にも取り組みたいと考えています。私には発達障害のある弟がおり、牛の世話を一生懸命手伝う姿を近くで見てきました。
こうした経験から、畜産や農業には多様な人が関わり、それぞれの強みを生かして活躍できる可能性があると感じています。
将来は弟とともに力を合わせながら、誰もが生きがいをもって働ける環境づくりに貢献していきたいです。


【農業大学校で学ぶ学生(右から3人目が土井さん)】


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