農業用ドローンによる水稲直播見学会が開催されました(京都府南丹市)
南丹天王スマート農業推進コンソーシアム
令和6年5月26日(日曜日)、京都府南丹市において、南丹天王スマート農業推進コンソーシアムが主催するドローン直播見学会が開催されました。
今回の農業用ドローン直播見学会は、コンパクトな広域耕畜連携のモデルの創出として、大阪府能勢町天王地区の天王ナチュラルファームと京都府南丹市のしもつま農園がコラボして、実績のある天王ナチュラルファームがしもつま農園のほ場で実施するモデルづくりに取り組むこととしております。
また、この事業での効果や目標として、耕種農家の皆さんに対しては、1.水稲栽培管理作業効率について、スマート農業技術活用をすることで作業効率の軽減効果を示す。2.新たな農業として、飼料用米を栽培することでのメリット・デメリットを示したうえで、飼料用米栽培の推進を図る。等を目標とし、酪農家の皆さんに対しては、1.良品質の飼料の提供を受けられる。2.近くで新鮮な飼料が確保できる。3.乾燥牛糞を活用することで化学肥料を減らし、環境に配慮した農業に寄与することができる。等の効果が期待されます。
当日は、40名近くが集まり、天王ナチュラルファームの東会長による取り組みの経緯やねらいの解説に加えて、関連する取り組み等の講演後、ほ場でドローンによる飼料用稲の直播作業の実演が行われました。近畿農政局からは、永濵地方参事官からあいさつを行いました。
ほ場でのドローンによる直播実演では、多くの参加者が短時間でほ場全体に種もみが播種される様子を興味深く見守っていました。
同コンソーシアムは、令和6年9月中旬に収穫・ロール巻きの実演イベントも計画し、南丹市での耕畜連携の推進に向けて発信することとしています。
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