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近畿農政局

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「無施肥・無農薬・無堆肥」の自然農法で農作物栽培!!

ファーザーズファーム 代表 伊藤 博隆さん(亀岡市)

ファーザーズファームを訪問し「無施肥・無農薬・無堆肥」の自然農法の取組のお話をお伺いし、併せてみどりの食料システム戦略における農産物の環境負荷低減の取組「見える化」についての具体的な進め方の説明及び意見交換を行いました。
(取材:2024年12月)

料理の世界から農業へ

代表の伊藤さんは、京都市内で京野菜料理店を経営していましたが、自身で野菜を育てたいとの思いから、南丹市園部町に19年前に移住し、農業を始めました。
自然に近い状態で作物を育て、肥料、農薬はもちろん、堆肥も施さないという農業に取り組んでいます。
現在は、亀岡市内2か所で併せて約2.3haの農地で水稲や野菜を少量多品目で栽培されています。

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代表の伊藤さん(左)と土づくりマスターの久下さん(右)

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意見交換の様子

後継者を育てる取り組み

ファーザーズファームでは現在、次世代にこの自然農法を伝えるため、研修生を積極的に受け入れています。
現在農場では、7名の研修生がこの農法を学んでおり、すでに2名が独立して近隣で就農されています。
独り立ちしても栽培や販売面でサポートを行っています。

農産物の環境負荷低減の取組「見える化」

パソコンを使って現在出荷している野菜について「簡易算定シート」へ入力を行いました。
集まったファーザーズファームの皆さんからは、この「見える化」の取り組みは消費者に分かりやすいので、登録して野菜に「みえるらべる」のシールを添付したい。との話がありました。

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見える化の簡易算定シートの入力説明

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販売されているファーザーズファームの野菜

消費者の心をつかむ野菜のレシピ

ファーザーズファームのこだわり野菜は、毎週約30軒の家庭に定額で直接届けているほか、京都市内や大阪府内の百貨店等の量販店で販売する際には、オリジナルのレシピを商品に添付し、消費者の心をしっかりつかむ様にしています。

ファーザーズファームのホームページ

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