「黄綬褒章」受章者が表敬訪問されました
梅原 眞さん(京都府船井郡京丹波町)
令和4年11月25日(金曜日)、秋の褒章「黄綬褒章」を受章された梅原 眞さんが出倉近畿農政局長を表敬訪問されました。梅原さんは、家業の農業に従事し、京丹波のブランド産品である「丹波くり」や「黒大豆」などを生産するとともに、集落で田植組合を設立するなど地域の先頭に立って集落営農に取り組みました。
地域のくり生産者の高齢化やくり生産量が減少する中、梅原さんは、作業効率の向上や高齢者も安全に作業ができるよう、休耕田を利用した平場でのくりの栽培方法を構築し、30アールの傾斜地での栽培と、新たに休耕田20アールに新植し、生産規模の拡大に取り組みました。
休耕田での徹底した排水管理と土壌改良を行い、出荷数量及び秀品率を向上させてきた結果、京都府丹波くり品評会で5回の入賞を果たしています。
また、平成29年にJA京都丹波くり部会長に就任し、5年間で累計1万3千本以上のクリの苗木を新植・改植し、出荷量の増加と品質向上を図ることにより農家所得の向上に貢献しました。
令和元年には、JA京都の理事に就任し、地域農業の維持・発展に大きく貢献しています。
(撮影:2022年11月25日)
黄綬褒章を受章された梅原眞さん (左から3番目) |
丹波くりの栽培について意見交換 |
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