自然循環農業の町 与謝野町でがんばる法人です!
有限会社あっぷるふぁーむ(与謝郡与謝野町)
京都府与謝郡与謝野町において、水稲、麦、大豆、野菜、果樹の生産及び畜産等に幅広く取り組まれている有限会社あっぷるふぁーむ(代表取締役 小田 俊規さん)にお伺いしました。(取材:令和7年6月)

代表取締役 小田 俊規さん
与謝野町オリジナルの100%有機質肥料「京の豆っこ肥料」で自然循環農業に取り組む
自然循環農業を推進する京都府与謝郡与謝野町では、行政が有機質肥料「京の豆っこ肥料」を生産し、農家が購入するという独自の取り組みを行っています。この理念に共感した有限会社あっぷるふぁーむでは、「京の豆っこ肥料」を用いてコシヒカリ等を栽培しています。

田植えが終わった水田
様々な水稲の生産を行い、消費者のニーズに応える
同社では、コシヒカリをはじめ、日本晴、京式部(京都府オリジナル米新品種)、にじのきらめき、新羽二重糯といった様々な水稲の生産に意欲をもって取り組んでいます。なかでも日本晴は、丹後地方の郷土料理「ばらずし」等の食材として使用され、道の駅等で販売されています。

ハウス栽培によるトマト
多様な野菜・果樹の生産、畜産にも取り組む
水稲の他に、同社では大豆やトマト、なす、ねぎ、いちご、もも、ぶどう、くり、ビールの原料となるホップ等、幅広い農産物の生産に取り組んでいます。和牛の繁殖肥育も行っており、畜産にも経営の幅を広げています。今後は、馬とのふれあいや乗馬体験を通じたホースセラピーも模索中とのことです。

直売所にはとれたての野菜が並ぶ
直売所や喫茶店の経営、加工品の製造・販売
直売所では、収穫したての新鮮な野菜が所狭しと並んでいました。また喫茶店も営んでおり、こちらでは同社で生産した新鮮野菜を使ったカレー等が人気です。また加工品として米麹、味噌、漬物、干しだいこん、干しぶどう等の商品開発にも自社で取り組み、道の駅等で販売しています。さらに野菜ジュースやジャム、パックごはんの委託製造販売にも取り組んでいます。
「有限会社あっぷるふぁーむ」については、こちらのURLをご確認ください。
https://applefarm.jp/
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
ダイヤルイン:075-414-9015