このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

情報通信技術(ICT)を活用したオランダ型ハウスでミニトマトを栽培!

北澤農園 北澤良祐さん (城陽市)

京都府城陽市で、ICTを活用したオランダ型ハウスで、ミニトマトの栽培を行う北澤農園(北澤良祐さん)を訪問し、お話を伺いました。
(取材:令和4年8月)

北澤農園の北澤良祐さん

北澤農園の北澤良祐さん

コンピュータで管理したスマート農業を実践!

3年前に導入した軒が高く最先端技術のオランダ型ハウス(20a)及び既存のハウス(20a)で、主にミニトマトを栽培。
新設したハウスでは、ICTを活用して天窓の自動開閉等による環境制御を行うことで0.1℃単位の温度管理を実現。施肥、水やりなど適宜自動で行い、4.5mの天井高を活かしてトマトのために最適な環境を作り、品質や味及び長期収穫により高収益を追求したミニトマトの水耕栽培に取り組まれており、技術、人手といった農業が抱える課題を解決。(7月植付け、11月~翌年6月に収穫)


ハウス内では女性が活躍

ハウス内では女性が活躍

働き方のニーズにあった雇用の場を創出して、地域に貢献!

ミニトマトの脇芽摘みや収穫は人手に頼ることから、エントリーしている13名程のパートの中には、子育て中の女性も含まれており、本人のニーズに合った勤務形態が選べるよう配慮することで人手の確保を行うほか、出荷用パックの外装シール貼等の作業を福祉施設に依頼するなど、農福連携も行っており、これらの取組を事業に取り入れてこれからも地域に貢献していくとのことです。


ミニトマトの出荷

ミニトマトの出荷

完熟したミニトマトを大手スーパー等に出荷!

収穫したミニトマトは、大手スーパーや商系事業者、直売所に出荷。
市場に近いことから、完熟状態で出荷しており、大手スーパー等からは、好評を得ているとのことです。また、販路開拓については、人との出会い、感謝を大事にしており、京都の生産者として、先義後利の経営理念が感じられました。

お問合せ先

京都府拠点
担当者:総括班
ダイヤルイン:075-414-9015